月・火曜は学校教育の話です。今回は、前々回(R6.4.8)、前回(R6.4.9)の続きです。
二連目を学習し終えた段階で、
「続きはあると思いますか」
…と問いました。ほぼ全員が「ある」と答えます。理由を尋ねると、「まだ『こ』が出てない」とか「『う』と『て』があるなら、『こ』もないとおかしい」などの意見が出ました。そこで、
「では、一列空けて、三連目の一行目を書いてみましょう」
…と指示を出しました。どの子も「ことことことこ」と書きます。書けた事を褒めた後、
「二行目は、どうなりますか」
…と問いました。これもほぼ「こがよにん」と正解です。どんどん続けて、
「ここまできたら三行目も書けるよね」
…と挑発すると、ほぼ全員が「ことことことこと」と書きました。
ここで今までとは別展開。
「先生が何も書かなくても、ほぼ正しく書けました。何故でしょう」
…と問うてみました。子供たちからは、「前の連を見たら分かる」とか「一連目も二連目も同じ感じだから」とか「前の連と同じ様に書けばいい」などの意見が出ました。とてもよく考えています。
もう残り時間が少ししかありません。まず、
「三行目は擬音語ですか。擬態語ですか」
…と問いました。擬音語が18人、擬態語が4人いました。
「では、それぞれに合う様に四行目を書いてみましょう」
…と指示を出しました。出てきた意見は次の通りです。
【擬態語】①あそんでる
②にこんでる
③のぼるんだ
④こどもがいる
【擬音語】①ことことこ
②あるくおと
③ゆれるんだ
④あるくんだ
⑤ひとにこむ
⑥にこんでる
色々と指導を入れたい部分はありますが、時間が無いので、
「一連目や二連目から考えて、絶対に間違いなのはどれですか」
…と問いました。これは、ほぼ全員が擬態語の④と答えました。理由を問うと、「四行目は5文字になる」、「6文字は多すぎる」などと出てきました。はい、正解です。
この後、谷川さんの詩では「まめをにる」となっていた事を伝えました。その後、少し補足説明をして授業終了です。
いや~、授業記録は長くなりますね。3回とも読んでくださった皆様に感謝です。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。