金曜は、月~木曜に含まれないテーマです。今回は、令和6年5月16日(木)に開かれた札幌木鶏クラブ例会での学びについて書きます…と言っても、本誌に関する紹介は1つだけですが…。
それが、森本琢朗先生と福永昇三先生の記事「人間力を高める教育ここにあり」です。この記事に関して、中学校で運動系部活の指導をしているA先生に、「北海高校と日大高校は、どんな点が違うのか」と言う質問がありました。A先生からは、「北海と日大を比べると、北海は物凄い緊張感の中で、色々なものを背負って試合をしていて、凛とした印象がある。そこが強さに繋がっている。それに対して、日大は少々チャラい印象があり、『際』の勝負が弱い。他と違う事をやって、目立とうとしている感じがする。スポーツの内なる楽しさが掴めないと、日大は勝っていけないのではないか。北海の指導者は、教員という立場であってもクビになる場合があり、指導者も選手も、背負っているものが日大とは違っていると思う」と辛口コメントでした。小学校の教師である私からすると、中学校であれ高校であれ、勝負を通して子供たちを育てている部活指導の教師は、皆さん凄いと思いますが…やはり、そんな中でも違いがあるのですね。
それが、森本琢朗先生と福永昇三先生の記事「人間力を高める教育ここにあり」です。この記事に関して、中学校で運動系部活の指導をしているA先生に、「北海高校と日大高校は、どんな点が違うのか」と言う質問がありました。A先生からは、「北海と日大を比べると、北海は物凄い緊張感の中で、色々なものを背負って試合をしていて、凛とした印象がある。そこが強さに繋がっている。それに対して、日大は少々チャラい印象があり、『際』の勝負が弱い。他と違う事をやって、目立とうとしている感じがする。スポーツの内なる楽しさが掴めないと、日大は勝っていけないのではないか。北海の指導者は、教員という立場であってもクビになる場合があり、指導者も選手も、背負っているものが日大とは違っていると思う」と辛口コメントでした。小学校の教師である私からすると、中学校であれ高校であれ、勝負を通して子供たちを育てている部活指導の教師は、皆さん凄いと思いますが…やはり、そんな中でも違いがあるのですね。
ところで、5月例会はテンポ良く進んだため、終了予定時刻の30分前に全員が発表を終えてしまいました。そこで、先程のA先生から出されていた、「(札幌木鶏クラブの)皆さんは、どういう時間に、どんな風に(『致知』を)読んでいるのか、次の例会でお聞かせ願いたいです!」と言う事前コメントへ答える事となったのです。面白かったので、それを紹介します。
最初は代表のN先生。「木鶏の例会が終わったら、その号を読むのは終わり。翌日からは次の月の号を読む。その際、『致知』とノートを一緒に持ち、気になる言葉を抜き書きし、辞書で調べて書き加えていく。1号分で20ページくらいノートを使うので、3ヶ月くらいでノートを1冊使い切っている。この作業をやっていると、もう面白くて仕方がない」との事で、私を含め参加者一同、ただただ圧倒されていました。
noteで私の記事を読んでくださっているO先生は、「私も例会の翌日から、次の月の号を読む様にしている。毎日読む。例えつまらない記事であっても、1度は読むようにしている」との事。つまらないと、ついつい飛ばしてしまう私とは大違いです。
ジャズ喫茶をしているB先生は、「筋トレ用のバイクを漕ぎながら、毎日35分間くらい読んでいる。あと、バスの中でも。アウトプットとしては、A4版2枚くらいにまとめた記事をブログに載せている。『致知』編集部が、よく『いいね』を付けてくれる」と話していました。私が『致知』編集部から反応していただいたのは、noteで「スキ」を1回だけなので、B先生は凄いと思います。
ウイスキーの達人(?)M先生は、「朝、起きると、森信三先生の本と、365日の仕事の話の本と、『致知』の3冊を読んでいる。読む時間は1時間くらい」との話。やはり、読む時間をきっちり決めた方が定期的に読めるようです。
辛口コメントが人気のM先生(先のM先生とは別人)は、「例会と言う『読書会』に向けて読んでいる。テーマを考えながら読み、アウトプットをしている。元々関西人なので、ウケを狙ってアウトプットする部分があるし、そのアウトプットの為に読んでいるという面もある。記事を読んで、自分の中にインスピレーションが湧かないと、なかなかアウトプット出来ない事が多い」だそうです。私も、読んでいてビビッと来ないと、その月の例会で「しけた」話しか出来ないので、とても分かる気がします。
いつも笑顔のY先生は、「邪魔が入ると読めないので、自分は家では読まず、図書館へ行って読む様にしている。M先生とは逆に、自分は沢山考えた感想の中から、2つに絞ってアウトプットしている。また、アウトプットの機会を活かすため、色々調べてから書く様にしている」との事。成る程、色々調べてまとめているから、感想を述べる時も、自信をもって笑顔でいられるのですね。
企業戦士のY先生(先のY先生とは別人)は、「N代表と同じく、自分も月に2回くらい飛行機に乗るので、その中で読んでいる。例会に出るので、それなりにまとめる様にし、意見を言える様に準備している。私はY先生とは逆に、ざわざわしている方が集中出来るので、マックでコーヒーを飲みながら読んだり書いたりする事が多い」と話していました。静かな環境を好む方もいれば、少し会話や音のあるのを好む方もいて、人って多様だなぁ…って感じます。
最後に紹介するのは、司会進行を担当しているM先生(もちろん、ここまでに登場した2人とは別人)。「必ず例会に出ると思えば、必ず『致知』を読まざるを得なくなる。だから、倦まず弛まず例会に出る事が大切。月に1回の例会を大切にしてほしい」と、びしっと締めくくってくれました。
来月も、万難を排して例会に参加しようと思います。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。また来週の月曜(R6.5.27)に会いましょう。