木曜はラノベ愛を語ります。今回は、少し間が空いてしまいましたが、進行諸島先生の作品を紹介します。
今回紹介するのは、コミカライズされたマンガが大ヒットしている『転生賢者の異世界ライフ』です。もちろん、以前の記事に書いた通り、私はマンガしか読んでいないので、そのつもりでお読みください。
ブラック企業の社畜だったユージが異世界に来て、超絶チートな魔法を覚え、その能力をフル活用して大活躍する…と言うのが、かなりざっくりした内容です。前の文では「大活躍」と3文字でまとめましたが、悪の組織と戦ったり、邪悪なドラゴンと戦ったり、依頼を受けて秘密を探ったり…本当に多種多様な活躍を見せてくれます。
この活躍の雰囲気は、少し古いですが、スティーブン・セガールさんの主演映画(特に「沈黙の戦艦」と「暴走特急」)をイメージさせられます。とにかく、ユージは常識外れに強すぎるので、ほとんどピンチらしいピンチになりません。だから、超絶チートで敵を圧倒する面白さを味わう作品…って感じでしょうか。
その一方で、笑いの要素も強いです。ユージは自己評価が低い上、社畜だった記憶が基準となっています。そのため、色々とやらかしたり、会話のポイントがずれていたりして、そこが実に面白いです。
ちょっとだけ気になるのが、『転生賢者の異世界ライフ』と言う題名。ユージは気が付いたら異世界にいたので、何となく死んで転生した訳では無いように感じます。これって転移じゃないのかな…と思いますが、『転移賢者の異世界ライフ』だと今イチ格好良くありません。だから、『転生賢者の異世界ライフ』で良いのかな…と、一応、納得しています。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。