あの街この町♪

青春18キップやツアー旅行などエコで省エネな小さな旅日記。

18キップで金沢へ(2018年9月)

2018年09月15日 | Weblog


【今回のルート】

【9月2日〔日〕】前日までの雨も上がり、くもりのち晴れ。
5:42上野東京ライン(前橋行)→高崎8:16~8:24→上越線(水上行)→水上9:30~9:45
→上越線(長岡行)→六日町10:52~10:57北越急行ほくほく線(犀潟行)→
犀潟11:50~12:23→JR信越本線(直江津行)→12:31直江津(昼食うどん)→
直江津13:04→越後トキめき鉄道日本海ひすいライン(泊行)→泊14:18~14:22
→あいの風とやま鉄道(金沢行)→富山15:07~17:16→18:18金沢着「アパホテル金沢中央」


早朝の電車の中は寒かった。半そでを後悔。
六日町からは18切符は使えない区間。たくさんのスキー場や米どころ魚沼地区を
抜けて犀潟駅へ。
ここまで乗ってくる乗客はほとんどが18切符利用者。中高年の二人連れが多い。
犀潟駅で時間があったため、ほくほく線の運転士としばし談笑。このあたりも
ラッセル車の出動も多いとか。

直江津以降のひすいラインや富山鉄道は今は三セクが運営しており、車両もJR当時の旧い車両を使用。
 犀潟からは直江津駅までの二駅は再び18切符区間。直江津駅前で天ぷらうどんの昼食。
直江津を出てからは、しばらく右手に日本海がひろがり旅情は満点。
ローカル車両ならではの景色だ。但し、電車は1時間に1本。乗り遅れたら
大変だ。

 3時過ぎに富山駅に到着。駅構内の看板で八尾の「おわら風の盆」が今日が初日で
今まさに開催中であることを知ってがっかり。
もう少し早く知っていれば行ってみたかったところだ。
どおりで駅構内がやけにたくさんの観光客でごった返していて
整理員もたくさん出ていたはずだ。
 駅構内を出ると思った以上に街はきれいに拓けていて、名物の路面電車も頻繁に行き交う。
駅前で揚げたての白えびを配っていたのでありがたくいただいた。
わりと大ぶりで塩加減も抜群。揚げたてなので味も抜群。
メチャメチャおいしくて割とボリュームもありけっこうお腹がいっぱい。ご馳走様でした。

富山市役所は8Fに展望フロアがあり土日も開放。
 この日は前日までの台風の大雨の影響で、立山連峰は雲がかかり
楽しみにしていた雄大な景色は残念ながら見ることはできなかった。
是非一度は見たい景色だ。次回をお楽しみに。

夕方6時半過ぎ。ようやく金沢駅に到着。
駅前には巨大な木造のオブジェが聳え立ち、街並みもかなり垢抜けて十数年前とは
隔世の感がある。
 駅からホテルまでの道のりが思いのほか遠く途中で道に迷い予想以上の
時間がかかってしまった。
 ホテルに着いてすぐに夕食の予約の店へ出掛けたが、ここでも店が分からなくて
右往左往。
ようやく着いた店がまったくの期待はずれ。金沢ならでは新鮮魚介やじぶ煮を
楽しみに店の雰囲気を見てHPで予約したが、魚料理もコスパも期待はずれで最悪。
ネットの割引券でも追いつかないくらいの内容の悪さ。

【9月3日(月)】快晴
 ホテル屋上の朝風呂に入って金沢市内を見渡してから、朝食はバイキング。
市内中心部にある片町のホテルから金沢城公園まで徒歩約20分。
水のない大きなお堀の横の大きく多様な石垣を眺めつつ、庭の景色が見事な玉泉院丸庭園へ。
ここは加賀三代藩主前田利常が手がけ、平成27年に再現したばかりの立派な庭園。
初代前田利家が築城した金沢城はたびたびの火災で本丸や二の丸などが焼失。

戦のための武士の駐屯所のような三十間長屋は現存。大きな五十間長屋や橋爪門櫓など
歴史的建造物は見事に復元されいかにも金沢城らしい重厚な景観が目を引く。
 特に五十間長屋は室内を見学でき、釘を一本も使わない複雑な木組みで構成で
復元されており、宮大工の技術と誇りを感じさせる。
 城内の緑の芝生の上では和服の新郎新婦が記念写真の撮影中で微笑ましい。

石川門を出ると目の前が兼六園。だいぶ久しぶりで池のほとりの石灯籠しか記憶にない。
この日は園内の清掃作業が行われていて、大勢のおばちゃんや職人が草むしりや
池の掃除、植木の手入れをしていた。相変わらず団体の観光客も多い。
あまりに暑いのでカキ氷で一休み。

園内を一回りしてから再び市内百万石通りを歩いて片町の東急ホテルでランチ。
昼食の後、ホテルからほど近い武家屋敷跡を散策。このあたりは立派な用水路が
整備されている。駅方面に戻り、市内シャトルバスで約40分の市内観光、
久しぶりに犀川や浅野川などを車窓から眺め懐かしい。

 帰りは17時50分発の「かがやき」であっという間の二時間ちょっとで東京着。
車内で弁当食べながらビール飲んで一眠りしている間に着いてしまった。
昨日の長い移動時間も楽しめて良かったが、疲れた帰りは新幹線がありがたい。

六日町駅。ここからほくほく線に乗り換え。


社内には「18キップは使えません」の注意表示。それだけ18キップ愛好者が多い証拠。


日本海に程近い犀潟駅。ここがほくほく線の終点


犀潟から直江津までの二駅はJR信越本線。再び18キップが使える区間。


直江津駅。ここから先は第三セクターの」乗り継ぎで金沢まで。


トキてつとあいの風のキップを通しで購入。直江津~富山まで2,080円。




泊駅。同じホームにトキめき鉄道(後方)とあいの風号(前方)が仲良く停車。富山方面はここで乗り換え。








車窓に広がる日本海。ローカル線ならではの景色。


直江津から富山まで約2時間。3時過ぎに富山着。


駅中の「風の盆」の広告灯。この日が初日で駅構内は大変な混雑。


富山といえば路面電車。バスより圧倒的に多い。


駅前で配っていた揚げたての大きな白えび。抜群の塩加減でめちゃめちゃ美味しかった。


富山城公園。園内は整備されていてきれいな公園。





【二日目】
金沢市内の中心。香林坊。


金沢城公園に残る当時の石垣。近くに石垣の石を運んだ大名の家紋入りの石がたくさん並んでいた。


玉泉院庭園






国宝に指定されている三十間堂。ここだけは焼失せず当時のまま残っている。




こちらは復元された五十間堂。中を見学できる




五十間堂内。釘を一本も使わず複雑な木組み構造で高い職人業が感じられる。




3階から石川門方面を望む。






兼六園入口


石灯籠の周りも草取り


この日は木の上でも作業中








高さ3.5mの水の高低差を利用した日本初といわれる自然の噴水。


金沢城と片町をつなぐ百万石通り


東急ホテルのすぐ裏側にある武家屋敷跡


当時のままの整備された用水路が残る




金沢駅前の巨大なオブジェ。モチーフは小鼓。


帰りは金沢駅から新幹線でわずか二時間



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