あの街この町♪

青春18キップやツアー旅行などエコで省エネな小さな旅日記。

筑波山(2018年4月)

2018年06月12日 | Weblog


常磐線から筑波EXPで筑波駅へ。筑波駅前の中央公園入口には江崎玲於奈博士など歴代の9名のノーベル賞受賞者の像が迎える。ここの公園は広い。イベント広場では音楽バンドの演奏をバックに大勢の家族連れが芝生でくつろぐ。たくさんの木々に囲まれた大きな池の横にはエキスポセンターの大きなH2ロケットが青空をバックにそびえる。ここのプラネタリウムを観たかったが時間が合わず断念。散り始めの桜吹雪が舞う公園中央の道路の先には筑波大学のキャンパスが広がる。
 筑波山へは筑波駅からバスで40分。筑波駅から筑波山への道路は長い直線道路が驚くほど長く続く。街から郊外に出てしばらく走るとやがて車窓の右側に日本百名山の一つなだらかな筑波山の全貌が姿を現す。左の男体山の中腹には筑波山神社の赤い鳥居が遠望できる。
 この日はちょうど毎年春と秋に夏の神と冬の神が入れ代わる筑波山神社の御座替祭(おざがわりさい)の行事が行われる日。午後から行われるこの行事を見るため筑波山神社入口でバスを降り、神社裏のケーブルカーで標高877mの男体山の山頂へ。このケーブルカーはかなりの急勾配。箱根登山鉄道よりきついかも。男体山山頂からカタクリの花の咲く登山道を歩いて女体山山頂へ。ごつごつとした岩だらけの山頂は雄大な筑波の景色をバックに記念写真を撮る大勢の登山客や客観光客が撮影の順番待ち。家族連れの小さな子供も多い。女体山山頂駅からはロープウェイで麓のつつじヶ丘駅へ下り、バスで再び筑波山神社へ。地元の店の人が祭りの行列は午後三時頃と言っていたが実際に神輿を担いだ一行が神社に現れたのは4時頃。神輿は急な石段を登って筑波山神社に奉納して今年の春の御座替祭は終了。来るときのバスはゆっくり座れたが帰りのバスは満員。

筑波中央公園のH2ロケット


桜吹雪の公園。この先に筑波大学のキャンパスが見える。


筑波山神社


男体山のケーブルカー駅


このケーブルカーはかなりの急勾配だ。


男体山山頂




女体山山頂


狭い岩場の山頂からの景色。次から次と記念写真の順番待ち。


筑波山神社の御座替祭(おざがわりさい)の行事


奉輿が神社入口の急階段を登る。


神輿を奉納して今春の御座替祭は無事終了






大谷資料館(2018年4月)

2018年06月10日 | Weblog
JR宇都宮駅西口から作新学園方面へバスで約30分。この日はあいにくの小雨交じりの曇り空。バス停から歩いて大谷資料館へ。入口から長い階段を下りると四方を巨大な石壁に囲まれた巨大な地下空間が広がる。中はひんやりとしてまるでピラミッドの中に入ったような感覚。見渡す限りはるか遠くまで周囲が高い石の壁に囲まれ今まで体験したことのない幻想的な世界だ。この大谷石資料館ではたくさんのドラマ撮影や様々なイベント開催も。刈谷崎省吾の青や紫にライトアップされた大きなオブジェもあり、高い天井の一隅から外の光が見える場所もある。
 再び長い階段を上って深い地下空間から外界へ。資料館入口の喫茶で温かいコーヒーで小憩をとってから歩いて平和観音へ。高さ27mの平和観音は横の岩の階段を登って観音様の顔の近くまで行くことができる。平和観音の裏手にある大谷寺は背後の岩壁の洞窟に囲まれたように建つ。大谷寺のご本尊は弘法大師の作と伝わる石で刻まれた千手観音。壁に彫られた日本最古の釈迦三尊像などがあり。宝物館にはこの近くで発掘された一万年以上前の人骨が展示され、小さな庭園の池のほとりには縁起物?の白蛇も。この日の観光客はまばら。再びバスで宇都宮駅へ。

資料館入口に聳え立つ巨大な岩


ひんやりといた巨大な地下空間。まるで別世界。






雨に咲く桜


大谷寺のすぐ近くにある平和観音


洞窟の中に彫られたような珍しい大谷寺


岩壁の釈迦三尊像


大谷寺の庭園風景






ひたち海浜公園(2017年4月)

2018年06月10日 | Weblog
常磐線勝田駅からバスで小さな青い花のネモフィラの丘で有名なひたち海浜公園へ。
この日はまだ風がつめたく、GWが花の見ごろになる観光シーズンピークのまだ一ヶ月前だが観光客は多い。入口を入ると広い園内を遠望でき子供向けのデコレーションの周遊バスも走る。この日は水仙が見ごろでフィネモラの丘にはフィネモラに似た小さな青い花が青いじゅうたんのように丘陵の中腹まで広がっていて、観光ピークの花の最盛期もかくやと想像することができる。丘のふもとの林の一角には囲炉裏のある古民家などもあり、サイクリングロードや海の見えるレストラン、大きな観覧車のある遊園地などもある。とにかく広いので家族連れでゆったりとした時間を過ごすにはいい公園。
小腹がすいたので帰りに勝田駅前の喫茶店で食べた鯖サンドが思いのほか旨かった。帰路、久しぶりに笠間神社へ寄ってから水戸線で小山へ。

この日は水仙が見ごろ


桜の花もある


ここがフィネモラの群生で有名な見晴らしの丘。花の見ごろのピークは一ヶ月後のGW。


この小さな花が丘一面に広がる


丘のふもとにある古民家。家の中には火の入った囲炉裏もある。


鐘の鳴る丘


広大な園内。はるか向こうに観覧車が見える。


園内周遊バス


海の見えるレストランもある


帰りに寄った笠間稲荷神社。シーズンには菊まつりや陶器市で賑わう。