あの街この町♪

青春18キップやツアー旅行などエコで省エネな小さな旅日記。

仙台から松島へ(2010年8月)

2010年08月31日 | Weblog
今回のルート)湘南ライン→宇都宮→黒磯→郡山(市民文化会館)→福島→仙台(泊)→仙石線→松島海岸駅~観光クルーズ~塩釜港→本塩釜駅→仙台→福島→黒磯→宇都宮→小金井→湘南ライン。

郡山のコンサートの客の入りはしょぼかった。今までいった中では最低の入り。それでも内容は濃く、湘南サウンドから映画音楽そして定番の運命と津軽じょんがら節まで十分に神様を堪能。コンサートが思ったり早く終わったので郡山から仙台行きの一本早い電車に乗ることができた。一時間に一本しかないので助かった。
 予定より一時間早く夜7時に仙台に到着。仙台駅近くのホテルにチェックイン後、夕食付の宿泊プランで「喜助」駅前店でお楽しみの牛タン定食に舌鼓。味噌味、タレ、塩味とも旨い、隣の席の常連さんが「半タレ」と注文したのを見て、「半タレ」と「半塩」を追加注文。
一人前では量が多すぎるが半人前注文でいろいろな味が楽しめた。


夕食後、市内の繁華街で仙台の七夕の最終日を歩く。
翌日はホテルの朝食バイキングで腹ごしらえしてから、仙台駅から仙石線へ初乗車。平日の通勤時間帯のためか思ったより混んでいる。しばらく地下を走ってから地上へ。この頃になると車内は空いてくる。松島海岸駅で下車。思ったより小さな駅で降りる人も少ない。



駅近くの円通寺は石庭が見事。まさに庭全体が一幅の絵のようだ。紅葉シーズンは混むだろう。


瑞巌寺は本堂の改修工事のため、代わりに普段は開放していない国宝の庫裏の中を見学できた。400年以上前の見事な屏風絵や伊達家代々の大きな戒名など普段は絶対見ることのできない貴重な歴史を垣間見ることができて良かった。本殿改修が終わる7年後以降は二度と開帳しないとのことで貴重な体験ができた。瑞巌寺の参道は両側に大きな杉並木があり、山側の崖の洞窟には室町時代の多くの墓が残る。土産物屋で「かもめの卵」を買い五大堂へ。久しぶりだ。たぶん二十数年ぶりか。


12時発の観光クルーズに乗って塩釜港へ。他の大きな観光船は大勢並んでいたが、塩釜行きは小型船で乗船客も20人位か。それでも松島湾の周遊コースは大型船と同じためかえってゆっくり松島湾の島々を巡ることができた。ああ松島や・・の風情にはほど遠いが。
 塩釜港で漁師丼とビールで昼食。電車の時間ギリギリのため、港からタクシーで本塩釜駅へ。何とか間に合った。仙台は素通りして真っ直ぐ福島へ。福島から黒磯行きの直通に乗車。途中、線路沿いの大きな川沿いには、「一目千本桜」の大河原駅や、昨日、仙台にむかう途中でも見た大きな白鷺の群れが旅情を誘う。黒磯駅では郡山から乗った乗客がそっくりそのまま宇都宮行きの電車にゲルマン民族の大移動するお馴染みの風景。帰りの電車がわりと早かったので宇都宮駅で途中下車。東口の小ぎれいな店でギョーザとビールでお疲れさん。

外房へ(2010年8月)

2010年08月29日 | Weblog

今回のルート(木更津~内房線~南三原(ローズマリー公園)~太海(仁右衛門島)~千葉~横須賀線快速)
 まずは木更津で下車。お富さんの愛人の切られ与三郎の墓は東金にもあったがここ木更津にもある。こうもり安の墓もある。どっちが本物か真贋は不明。木更津駅前はすっかりさびれ日曜の昼間だというのに大通りも与三郎通りも人通りは少ない

 駅から歩いて木更津港へ。11時開店の「行き活き亭」は既にマイカー組が並んでいたが、それでも店内が広いので、あまり待たずに入れた。ここの店は、ケースに入った新鮮魚介類を自分で選んで精算し、テーブルのガスコンロで焼きながら食べる仕組み。もちろんお勧め定食もある。まずは地元で取れたアサリに似た貝と・・・をチョイス。メインはここの名物で本日のお目当てのエビとアナゴの天重。焼いた貝の香ばしさと冷たいビールが実に旨い。周りの人たちには大アサリやエビやホタテなどが定番人気番。しかし、ここは何といってもエビ2匹と大きなアナゴなどが重箱からはみ出している天重が外せない。大きいだけでなく旨い!これで1260円。また来たい店だ。




内房線は本数が少ない。木更津12時43分発の内房線で約1時間40分で、「道の駅」ローズマリー公園には一番近い南三原駅へ。一番暑い盛りだ。人気のない田んぼ道を海側へひたすら歩いて約30分で、シェークスピアガーデンと道路を挟んで道の駅があり、シェークスピアガーデン(有料)と庭続きで町営のローズマリー公園が同じ敷地内にある。ここも家族連れなど大勢のマイカーでいっぱいだ。地元農家のおばさん手作りの夏みかんジュースで喉を潤した後、真っ赤なサルビアとローズマリーの立派な英国風庭園の休憩デッキでで冷たいソフトで一休み。この辺一帯は昔田んぼに地下水を汲み上げたという大きな風車があちこちに点在しちょっと変わった風景。再び歩いて南三原駅へ。道がわかっているからか来たときよりも近くに感じる。







次は再び内房線で太海へ。電車が遅れたので少し待ち時間に余裕があったが、それでも1時間に一本のため乗り遅れたら大変だ。お目当ての仁右衛門島は個人所有の島で駅から歩いて20分。手漕ぎの渡し船で5分で島を往復できる。乗船料1350円。夕方5時過ぎのためか船着場は地元の人が2.3人で釣りをしているだけで観光客はいない。島はすぐ目の前にあり、とてもお金払ってまで渡る気はしない。平家に追われた義経が隠れたという洞穴伝説も眉唾か?
 夕食時で腹が減ったが近くにコンビニがなく、途中駅で弁当など売ってる駅もないので真っ直ぐ千葉まで戻り、千葉駅で軽い食事を買って21時01分発の横須賀線へ。