あの街この町♪

青春18キップやツアー旅行などエコで省エネな小さな旅日記。

鹿島神宮からいすみ鉄道へ(H21年3月)

2009年03月28日 | Weblog
今回はちょっと足を延ばして鹿島線で鹿島アントラーズの本拠地鹿島神宮から菜の花が盛りの外房大原のいすみ鉄道のまで春の房総の旅。佐原9:42発の1時間に一本あるかないかの鹿島線で鹿島神宮駅へ。駅前ロータリーはガランとしていて人は少ない。鹿島神宮へは駅前から上り坂を歩いて20分くらい。坂道の途中には「剣豪塚原ト伝生誕の地」と書かれた大きな看板。参道は立派な石畳で両側に土産物が並ぶがほとんどの店が閉まって閑散としている。石畳の参道の正面に石造りの大きな鳥居がドーンと聳える。これがニの門一の門ははるか南の北浦の湖畔にあるそうで、鎌倉の八幡様の鳥居と同じような配置になっているのが面白い。神社入口で案内板を読んでいると女性の方が来て「地元のボランティです。ご案内しますよ」とのことで案内してもらうことに。境内に入ると両側にうっそう繁る大木に囲まれるようにまっすぐな広い参道があり、長さは200mで毎年この場所を使って流鏑馬が行われるとのこと。流鏑馬で馬に乗る人は全国あちこちの神社を同じ人が渡り歩いていて、たまに地元の馬術部などの高校生などが混じっているんですよとのこと。この鹿島神宮は香取神宮と並んで東国三社(もう一箇所の名前は忘れた)の一つで、全国の鹿島神宮の総元締めの由緒ある神社。本殿そのものはあまり大きくはないが、屋根の造りが“流れ造り”と呼ばれる神社特有の前方より後方の屋根のほうが長めに文字通り流れるような反った造りになっている。案内の方が本宮の横の細い通路の奥まで連れて行ってくれて横から屋根を眺めて確かに納得。

またこの鹿島神宮は鹿島アントラーズの選手がシーズン終了すると全員揃いのスーツで参拝にくるため、その日はものすごい数のサポーターで境内は一杯になるそうだ。選手の黒いお揃いのスーツ姿はかっこいいですよと嬉しそう。当然、小笠原選手も来るだろう。鹿島アントラーズのアントラーというのは「鹿の角」という意味で地元の小学生が考えたネーミングが採用されたんですよ」と聞いてびっくり。たいしたもんだ。



ボランティアの方にお礼を言って再び鹿島神宮駅へ。
 本日の次の目的地は、大原からいすみ鉄道に乗って沿線の菜の花を眺めること。鹿島神宮から水郷のある十二橋駅など春の景色を眺めながら銚子方面へ乗換えのため香取駅で下車。次の電車まで一時間以上ある。駅周辺をブラブラ散歩。近くの小高い山の古墳跡など見て時間つぶし。どうせ時間あるなら佐原まで行けば良かったと反省。ようやく来た銚子行きに乗り、銚子駅前の小さな食堂で煮魚定食で腹ごしらえしてから成東線、大網経由で大原へ着いたときは既に夕暮れ。
途中駅の新田野駅で降りて往復。前回来たときより菜の花が盛りで、夕暮れの田園を走る電車の運転席側から眺めていると沿線の両側に黄色い色がゆっくりと流れていく。帰りはいつもの茂原の「はち」へ。三元豚で疲れを癒し、茂原始発のグリーン車でぐっすり。

名古屋へ(H21年3月)

2009年03月16日 | Weblog
(今回のルート)<行き>6:24発→沼津行→沼津8:05~8:09発→浜松行→浜松10:18~10:28発→豊橋行→豊橋11:01~11:07→(快)大垣行→11:57名古屋着。地下街~栄町~TV塔~名古屋城公園~名古屋駅<帰り>名古屋17:13発→(快)豊橋行→豊橋18:06~18:10発→浜松行→浜松18:43~18:49発→静岡行→静岡20:01~20:04発→熱海行→熱海21:18~21:25発東京行
 名古屋駅を降り広い地下街を迷いながら、やっと目的のモーニングの店へたどり着いたと思ったら、「本日休業」!?。インターネットには、この店は夕方までモーニングセットをやっていると書いてあったので、名古屋名物のモーニングの初体験を楽しみにしていたのにがっかり!

 昼時で腹も減っていたが、せっかく名古屋まで来たので何か名物を食べようと気を取り直して、地下鉄で名古屋の繁華街の中心である栄町へ。賑やかなところと聞いてたのでさぞかし食べ物屋さんもたくさんあるだろうと期待して行ったが、食事どころかまったく人は歩いていない。通りもガラ~ンとしている。再びがっかり。
 空腹で萎える気持ちを奮い立たせて、近くのデパート(といってもかなり小型)の地下へ。「地鶏」の看板のある小さなイートインの店が混んでいたのでたぶん旨いだろうと思い「鶏カツ丼」を注文。店のおばさんの接客態度はいまいちだったが、出てきたカツ丼は旨かった!特にカツ丼の上にのった生卵が抜群に旨い!こんなに味わいある美味しい卵を食べたのは初めて。名古屋コーチンや味噌カツみたいにメジャーではないが、ここの地鶏の鶏カツ丼は捨てがたい。まさに隠れた逸品だ。拍手!
やはり何事も人の話だけでは分からない。実際に自分で体験するのが一番!!

名古屋TV塔の展望台に上り、360度の名古屋のパノラマを眺望。名古屋城の手前に名古屋城の屋根と同じ色、同じ形の屋根の大きな洋風の建物が気になったので近くの人に聞いてみると名古屋市役所ですとのこと。隣の県庁も歴史的風格がある立派な建物だ。案内にはこの展望台からは遠く岐阜城、犬山城など5つの城が眺望できると書いてあったが、名古屋空港に降りる飛行機は見えたが、はるか遠くの山々は春霞でぼやけ何がなんだか分からない。TV塔から歩いて名古屋城公園へ。支庁舎と県庁は近くで見るとやはり重厚感がある。

名古屋城を見学するには時間が足りないので、金ぴかのシャチホコを桜並木の間から見上げながら愛知県立体育館側の公園を散歩。桜のつぼみはまだ固い。前に名古屋へ来たときは城の修復中でシャチホコが外されていたので、屋根に乗っているのを見たのは久しぶり。そういえば6年前の平成15年10月に名古屋に来たときに、名古屋にいる高校の同級生に案内されたときにライトアップされたお城を見たのを思い出した。

名古屋城前のバス停で循環バスを待っていると、外人の男の観光客から声を掛けられた。このバスは名古屋駅へ行くかとかこのバス停はどこかなど簡単な英語だったが、見せてくれた英語のガイドブックは字が小さすぎてまったく見えない。近くにいた地元のボランティアのおじさんに地理を聞いて答えてあげたら喜んで「アリガトウゴザイマス」とお礼を言われ、国際親善に貢献。駅ビルで3色ういろうをお土産に買って上りの東海道本線へ。相変わらずこの電車は混んでいる。早めに並ばないと座れない。