あの街この町♪

青春18キップやツアー旅行などエコで省エネな小さな旅日記。

崖観音と空手バカ一代(H21年8月)

2009年08月08日 | Weblog

(今回のルート)千葉8;58発→舘山行→「崖観音」へ→12:47安房鴨川~13:36発→安房天津~バス15:17→清澄寺~安房天津16;23着~安房天津→ 18:08茂原着
まずは舘山駅の一つ手前の小さな那古船形駅で降りて「崖観音」へ。大福寺というお寺の後ろの大きな崖の中断に朱色の観音堂が崖の壁面にせり出すように建てられている。お寺の横の細い崖道を登ると小さな御堂があり、崖にせり出した見晴らし台からの眺めると漁港に浮かぶ船と真っ青な空がはるか彼方まで広がり見事。この観音様へは駅から歩いて20分くらい.来るときには気がつかなかったが、帰りに駅の跨線橋から見たら崖の中断に観音堂を遠望することができた。
再び外房線で地魚料理の昼飯を楽しみに安房鴨川駅へ。お目当ての回転すしが混んでいたので、近くの道路沿いの地魚料理「藤よし」へ。店内は広くきれいでゆったり座ることができた。メニューに「鯨のステーキ丼」があったので迷わず注文。旨い!懐かしい味だ。グリーンピース何するものぞ。頑張れニッポン!
鴨川駅で千葉行に乗ったら舘山方面行きとの車内放送があったので慌てて降り、駅員に聞くとここ安房鴨川は内房線と外房線のちょうど中間なので、上下線とも同じ千葉行の表示とのこと。危なかった。次の目的地は安房天津駅からバスで清澄寺へ。
ここのバスも本数が極端に少ないので事前に調査してから行かないと大変なことになる。小型の乗り合いバスで20分くらいクネクネした山道を上って目的地へ。境内には天然記念物の千年杉などもあり、観光客らしい姿もちらほら。お寺の東方の山の上に日蓮上人の大きな立像があり、その横に「初日の出が日本で一番早い場所」との表記。
バス停裏の山中に牛殺しで有名な「空手バカ一代」の大山倍達の顔写真入りの大きな石碑があった。
そういえばこの清澄山に一人こもって空手の修行をしたという昔読んだマガジンの漫画を思い出した。思わぬところで思わぬ発見!帰りのバスでは話し好きの元気なおばあちゃんが女学生の時、この山道でアメリカの兵隊に見つかりそうになって木に隠れたとか、民宿やっていていろいろ料理を覚えたけど今はすっかり忘れたとか、お寺の近くのお父さんの土産物屋を継いでいるだとか駅に着くまで同じ話の繰り返し。帰り際に自分で作ったという茗荷をたくさんいただいた。ご馳走様。そして本日の締めくくりは茂原の「はち」へ。