正月2日と3日だけの特別見学会
松の茶屋(平成22年復元) 屋根は柿葺き
走って案内の時間に間に合いました
懐かしい木戸の閂
土台のすぐ上 木を留めているのは竹の釘?
土間の上がり框の下に岩が覗いています
わー!閂だらけ!!
この日は解説をしてくれる人がいらっしゃいました
将軍は顎を上げて見上げるしぐさをしないので、池に写った月を見るのが「将軍様のお月見」だったのだと説明してくれました
釘隠の蝉!蝉が飛ぶときに排尿するので防火祈願
松ぼっくりの釘隠し(松のお茶屋の名前の由来)
檜の違い棚・拭き漆仕上げ
縦の柱が「几帳面」の語源だそうです
漆の呂色仕上げの檜の丸窓 左にちょっと見えているのは国産の栂材 もう入手困難・・・
丸窓の裏側
泥間似合紙に丁子引き・雲母がキラキラしてます
左の部屋は屋久島杉の竿縁天井 右の部屋は霧島杉(木目が違うのだそう) 欄間は小波に千鳥
北山杉の本丸太・柾目の柱は車一台分のお値段だそうです
意外と地味な畳縁
池に面している欄間板に彫られた浜千鳥
何羽も楽しげです
欄間板は長い一枚板!?
とても簡単なデザインなのに、カワイイ!
壁に千鳥の形の光が映る
付書院の小脇板にも浜千鳥
光が透けて見えます
将軍が何時間も過ごした寛ぎの場所
本美濃和紙 世界ユネスコに登録された和紙
石垣張りという貼り方
CG処理でビル群を消去してみたそうです
説明を聞けば聞くほど贅沢な建物だと思いましたが、それだけの腕を持った職人さんがいるという証明にも感じました