進藤義晴さんが書かれた「万病を治す冷え取り健康法」
本の中で幾つか「なるほど、なるほど」「わかる、わかる」と思った箇所の抜粋など。
覚え書き程度に記します。
「厄は身体の毒の棚卸」
亡母に連れられて川崎のお大師さんに私の厄除けに行きました。
若い時は特に気にする訳ではなかったけれど、19才(数えで行ったので実際は18才)の時はアトピーで初入院を体験。
大厄とされる33才の時は義父が死亡。(周囲の弱い人に私の厄が飛んだと言われた)
最近主治医から聞いた「厄年はホルモンバランスが崩れやすい年回りだから気をつけたほうがいい」という説は腑に落ちました。
私のアトピーは特別なアレルゲンが判明していません。
19才は卵巣の機能が安定する前後+進学(体と精神、自律神経にも関わるストレスが大きく関与したのでは?)
33才では特に体調は問題なかったけれど、子育てや両親の体調など周囲からのストレスがありました。
精神的なストレス・肉体的なストレス・食事のストレスなどを考えていくにつけ、思い当たるフシが多々多々。
私にとっては身体の毒=ストレスによる疲弊だったのではないかと思えます。
「アトピーは強い毒が出ていくためのもの」・「肺、肝臓のガンになりやすい毒を中心に出している状態」
確かに我家は癌家系。 (←一部医師からは「そんなのはない」と一笑に付される事が多いけど)
私の主治医は、癌もアトピーも”性格”(自律神経の弱さ)が関与しているのではと話してくれました。
他人に強く自我を出せない人は癌やアトピーになりやすいという。
そのような「性格」が病気に関係すると聞くと、いわゆる「癌家系」というのもあながちウソではないのかもしれないです。
「掻くことによって皮膚の出口を開けてやる」
アトピーが酷い時は掻くたびに滲出液が出て辛いのだが、掻かずにはいられないのだ~。
滲出液が出ている時の体臭は「老人病院の臭い」と称されたことがあり、
つまり体内の腐った(毒の)臭いということなのだろうと自分では思っています。
「お風呂に入って掻くこと」
なんという気持ちよさ! これはアトピー経験者でなければ分からない。
「掻いちゃダメ!」と抑制されるのは「狂え!」と調教されているようなものだと今でも思います。
問題は入浴後の乾燥。まるで因幡の白兎!全身がアカギレ状態。
天然オイルか純度の高いワセリンを塗りこんでしのぎました。
「薬は塗らない」
医師が「用法用量を守れば薬は怖くない」というけれど、結局は他人に対しての言葉。
私が9才から医師の教えを守って塗り続けた薬は、魔法ではなく毒リンゴだったのではないかしら?
28才の半年間と42才からの9年間はアトピーの対処療法で処方される薬のオーバーフロー状態だったし。
担当医師にだって各個人の状態・体調などは完全には理解されてはいない。
人間の体だって100%解明されていないのだからソレは当然なのだ、と40才過ぎてから気がついた私。
だから治療を医師に任せっきりにするのではなく、自分で自分の体の声を聞けるようにして、自分で守る必要があるのです。
「毒は性器の周辺、尾てい骨、仙骨の周辺、足の裏と指の間からよく出る」
軽い湿疹の時は肘や首などから始まったが、酷い時は臀部から発疹が始まりました。
性器の周辺からの排毒もあると思います。
私の場合は粉瘤腫も多数あるためにそれらが頻繁に炎症してました。 これも排毒の一つなのかしらん?
「化繊の衣類で締め付けると出にくくなって、顔から吹き出ることになる」
アトピーによる湿疹や炎症がある時は天然繊維の衣類でもかなりの刺激を受けます。
化繊などは触れただけでも不快感を抱き、静電気の起きる冬には服売場を通過するだけでも体全体が居たたまれないほど。
そうなるとオシャレなどは二の次になってしまうので女性としては悲しいものがあるのですが・・・。
「尻歩きの効用」
「下丹田中心に動かす体操『尻歩き』・畳一畳の中で前後進を繰り返すだけ」
フローリングでは滑ってしまうときもあるので敷物か畳の上が望ましいようです。(体験談)
結構汗かきます! なかなか続かないのが難点、かも?
「息が浅いと毒が出ない」
腹式呼吸をするように常に気をつけるのだが、うっかりするとつい息が浅くなっている自分に気づきます。
また座っているとウエストのある服だと腹部が押さえられて深く呼吸できないので服装選びも気を付けなくてはいけません。
人間の毒は「尿」「便」「汗」「呼吸」によって身体の外に出せると言われています。
深く丁寧に呼吸を続けるといつしかラクな呼吸に変わります。 まずは一安心。
”気病み”という言葉もあるくらい、悪い気(ネガティブな気持ち)も「毒」になると思えてきます。
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自分におきたアトピーの症状によって、気になる本を読む。
知識を得ると同時に、自分の症状や体調と併せて噛み砕き取り入れる。
人によって味の感じ方が違うように、私と同じ考えや治療が合わない方もいらっしゃいますので
まずは自分はどのような身体なのか、自分に合う合わないを知ることから始めてみるのも大切だと思います。