下鴨神社の西側に「河合神社」があります。
下鴨産の摂社の一つですが、コチラは「美人のお宮」
女性守護・日本第一美麗神とあります。
ご祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)
昔話「うみさち・やまさち」の山幸彦命の奥様(豊玉姫命・海の神様の娘)の妹で
上賀茂・下賀茂神社の賀別雷神の母にあたります。
神殿に座している狛犬さんたち。
赤い身体に白いタテガミが女性らしい色使いです。
色の付いた狛犬は、左右で赤青と色が違っている事が多いのですが
河合さんのは2つとも赤でした。
女性神のため? 2つとも赤で、より一層の魔除けを願っているのでしょうか?
鏡絵馬
さすが!美容の願望を叶えてくれる神様。
絵馬にも美人になりたいという希望の顔を描いて奉納します。
沢山の方のお顔が描かれた絵馬が納める場所に並んでいました。
また、
石を撫でてから自分の顔を撫でると美人になるといわれる、「御白石」が拝殿の隣にあります。
もちろん、撫でさせて頂きました。 見た目もそうですが、気持ちの美しさにもご加護頂きたくて♪
かりんジュース「美人水」
下鴨神社には秋になるとたわわに実るかりんがあり、かりんは美肌・美白効果抜群!なのです。
それをジュースにして夏は冷たく、冬はホットで頂けます。
黄金色の実、そのままの色も楽しめるあっさりしたドリンクです。
一度召し上がって、美味しさをお試し下さい~(ノ´∀`*)
境内には、鴨長明の庵(方丈)があります。
鴨長明は下賀茂さんの神官の家柄に生まれた平安末期から鎌倉時代の歌人で方丈記の作者です。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」方丈記の冒頭部分です。
写真の建物は、一丈(3m)四方の草庵のため方丈と呼ばれたそうで
大原に自分で発案・自作したこのような小屋でしたためたので方丈記と言われています。
一人の生活に必要最低限の建物に思えますが、大原の冬はきっと厳しかったことと想像されます。
ところで、高野川と賀茂川が出会う所なので「河合神社」と言われていますが
現在は「カワイイ」神社という意味にも取れそうです。 美麗神ですし、間違えそうです~。
まだ日が落ちそうにありません。
だったらもう少し他も廻れるかな? では名水で有名な梨木神社に行ってみたいなぁ。