お風呂に湯船がないっ!
お湯殿(右) 御召替所(正面)
湯船のない掛け湯式のお風呂です
天皇陛下は戦前までお湯に浸からなかったという説も聞きます
御湯殿(奥)
別の場所でお湯を沸かして床下の管を通して窓の外のコンクリート槽に溜め
掛け湯をしたそうで、排水のために床が斜めになっています
天井には換気口!
さりげなく菊紋
女官詰所 畳縁は生成っぽい色 素材は麻かしら?
皇后御寝室(奥) 手前が皇后御座所(居間) 一番手前が高等女官詰所
御座所は皇后が日常的な公務を執るお部屋と説明がありました
畳の敷き方も独特でしょ~?とスタッフの方・・・確かに!
畳の縁は和装で過ごされた皇后陛下に配慮した萌葱絹縁(もえぎきぬべり)
皇后宮からお庭をみたところ
樹齢400年のシダレザクラの木があります
従姉は花が咲いた時にまた来たいのだと言っていました
皇后宮近くの廊下部分 廊下にも畳~(驚)
書院棚の出っ張った辺りが皇后御座所
女性らしい華やかなシャンデリア
シェードの赤色は金を王水(塩酸と硝酸の混合水)に溶かして発色
皇后の御寝室(奥) 右の押入れは呉服棚
皇后宮にしては以外にも幾何学的なデザインの釘隠し
皇后のお湯殿
明かりを点けた時に人間のシルエット(影)が外に映らないように
女官部屋の電灯は窓近くに付いています
細かい配慮です~
女官部屋でさえこの襖金具
高等女官部屋から皇后のお湯殿を望みます
槽があるということは、皇后さまもお湯には浸からなかったのでしょうか?
確かに湯船はなかったかも・・・!?
義母のお土産で掛香を売店で購入しました
その時にお喋りをした売店の方は「冬は寒いんですよ~」と仰っていました
それは景観として庭を建物から見るため窓も開け放されていたり
施設保護のため休憩所・売店を除いて暖房・冷房はないからです
それでも「売店も寒いんですよ~」だそうです