2002年から、季刊「環境情報科学」編集委員を務めている。編集委員は、特集テーマの企画、執筆者の選定、依頼等を行うことが仕事だ。
「環境情報科学」の特集は、地球温暖化、化学物質、緑地、環境教育、環境保全行動、環境経済など、多岐に亘る。そうした中、私は、どなたも担当者がいない場合と、地域づくり系のテーマを常に担当してきた。
今回の特集は、私が担当した企画の中では、一番よい企画だと、委員長に言っていただいた(これまでが駄目だったということではないと思うが。。。)。
調子にのって、「環境コミュニティ・ビジネス」については自分で執筆した。
よい特集ができたと思う。
以下、環境情報科学センターのHPより
(http://www.ceis.or.jp/index.html)
::::::::::::::::::::::
特集 社会関係資本 ~持続可能な地域づくりのために(2010年3月発行)
1993年にPutnamが定義した「ソーシャル・キャピタル(社会関係資本:SC)」は、日本国内でも、その効果が指摘され、研究も進められている。とくに環境面では、省エネ行動の普及におけるSCの効果(近所関係、家族等の働きかけ)等を分析する研究が報告されている。また、環境省では、2003年度環境白書で「地域環境力」を取り上げ、2008年度には、それを指標化する検討が成されている。
「地域環境力」は、主体個々の力のみならず、主体間の関係の力に着目している。この関係の力がSCに相当する。環境配慮の普及、環境ビジネスの振興、地域活性化などは、SCとの強い関係が想定されるものの、環境面での関連研究は未だ離陸段階にあると考えられる。
本特集では、SC研究を環境学の観点から位置づけ、さらに推進する機会となるよう、“持続可能な社会の形成あるいは環境政策”に関連すると考えられるSC研究の最先端を整理し、今後の研究展望を示すことを目的とする。
執筆者:
浅野 直人氏(福岡大学)
萩原なつ子氏(立教大学)
山内 直人氏(大阪大学)
恩田 守雄氏(流通経済大学)
沓掛 誠 氏(環境省)
西尾チヅル氏(筑波大学)
庄司 昌彦氏(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)
白井 信雄氏(プレック研究所)
溝口 淳氏(福井県池田町)
田崎 智宏氏(国立環境研究所)
伊藤 嘉奈子氏ほか(国土交通省 国土技術政策総合研究所)
「環境情報科学」の特集は、地球温暖化、化学物質、緑地、環境教育、環境保全行動、環境経済など、多岐に亘る。そうした中、私は、どなたも担当者がいない場合と、地域づくり系のテーマを常に担当してきた。
今回の特集は、私が担当した企画の中では、一番よい企画だと、委員長に言っていただいた(これまでが駄目だったということではないと思うが。。。)。
調子にのって、「環境コミュニティ・ビジネス」については自分で執筆した。
よい特集ができたと思う。
以下、環境情報科学センターのHPより
(http://www.ceis.or.jp/index.html)
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特集 社会関係資本 ~持続可能な地域づくりのために(2010年3月発行)
1993年にPutnamが定義した「ソーシャル・キャピタル(社会関係資本:SC)」は、日本国内でも、その効果が指摘され、研究も進められている。とくに環境面では、省エネ行動の普及におけるSCの効果(近所関係、家族等の働きかけ)等を分析する研究が報告されている。また、環境省では、2003年度環境白書で「地域環境力」を取り上げ、2008年度には、それを指標化する検討が成されている。
「地域環境力」は、主体個々の力のみならず、主体間の関係の力に着目している。この関係の力がSCに相当する。環境配慮の普及、環境ビジネスの振興、地域活性化などは、SCとの強い関係が想定されるものの、環境面での関連研究は未だ離陸段階にあると考えられる。
本特集では、SC研究を環境学の観点から位置づけ、さらに推進する機会となるよう、“持続可能な社会の形成あるいは環境政策”に関連すると考えられるSC研究の最先端を整理し、今後の研究展望を示すことを目的とする。
執筆者:
浅野 直人氏(福岡大学)
萩原なつ子氏(立教大学)
山内 直人氏(大阪大学)
恩田 守雄氏(流通経済大学)
沓掛 誠 氏(環境省)
西尾チヅル氏(筑波大学)
庄司 昌彦氏(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)
白井 信雄氏(プレック研究所)
溝口 淳氏(福井県池田町)
田崎 智宏氏(国立環境研究所)
伊藤 嘉奈子氏ほか(国土交通省 国土技術政策総合研究所)