通常パ・リーグの応援団は、開幕時と最終戦でお互いのチーム対し、礼儀としてエールを送るのが慣習となっている。
(セ・リーグは良く判らんw)
このエール交換については、双方の勝ち負け等一切関係なく、俺が観戦した先日の日ハム最終戦でも、日ハムの応援団から西武側に向かってエールが送られ、西武側からも日ハム応援団に対してエールを送った。
俺は気持ちのいい慣習だと思っている。
ところが、昨日の西武-楽天の西武ドームでの最終戦、楽天が9回表に逆転してそのまま勝った。
ここまではいい。
俺はお祭り騒ぎの3塁側スタンドを、帰り客が引くまで眺めていたのだが、最終戦なのにエールを送る気配は一切無かった。
1塁側スタンドの西武私設応援団は、暫く楽器の撤収もしないで待っていたのだ。
にも関わらず、散々3塁側で自軍の応援をした後、楽天の応援団はさっさと撤収してしまった。。。
これには俺は正直ガッカリした。
西武が負けた事以上に、1野球ファンそして1パ・リーグ球団のファンとして残念だった。
当初、言い方悪いが”近鉄球団の余りモノ”(実際プロテクトを外れた選手が殆どだった筈)で創設された楽天球団は、ここ数年でグングン成長し、今年は一時首位に躍り出る活躍を見せている。
あと数年もすれば、優勝争いができるようになると思われる球団に対し、私設応援団を含んだファンは礼儀知らずのまま増長していくのか?
それは激しく拙いと思う。
礼儀を知らなければマナーも知らないだろう。
以前話題になったKスタ(楽天の本拠地)の飲食物持込禁止には、そういうウラ事情もあるのではないか?
そう勘繰らずには思えない昨日の野球観戦だった。