ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

【4日目】モノ湖にはハエとエビ。

2012-08-11 14:13:27 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月13日

Curry Village===タイオガロード===モノ湖===
マンモスレイク===マンザナール収容所跡===デスバレー国立公園

夜明けと同時に車に乗り込み出発。
今日は長い。

ヨセミテ国立公園内のタイオガロードを超え、
シエラネバダ山脈の裏側に出ようという計画。


懐かしのオルムステッドポイント

オルムステッドポイントから眺める
朝日にあたったハーフドームが美しい。


懐かしのテナヤ湖


懐かしのテュオルミメドウ

オルムステッドポイントもテナヤ湖もテュオルミメドウも、
タイオガロードを走る途中にあるポイント。
ここはレンタカーでなければ来れないわけではなく、
ヨセミテValleyからバスも出ている。

標高が高いので秋には雪で通行止めになる。

さて、テュオルミメドウから先は未知。
この先はバスも走っていないのでレンタカーでないと無理。
まだまだタイオガロードは続く続く。


タイオガロードも終点間近

山々を見上げると雪が残る。
標高が高い証である。

この山にジョンミューアトレイルがあるのだ。
ヨセミテValleyからマウントホイットニーまで続くこのトレイル。
全て歩くのに一ヶ月はかかるトレイルだ。
いつか踏破できるだろうか。ビビりな俺には難しいか。


延々と続く下り坂

山肌につくられたタイオガロード。
最後は延々と続く下り坂となる。
恐ろしいほど長い下り坂である。
エンジンブレーキをうまく使わないと死にいたる。


Mono Basin National Forest Scenic Area

下り終わりかけにモノ湖が見えるわけで。
モノ湖はもう間近。


モノ湖発見

さて、このモノ湖、環境裁判でも有名な湖なのです。


実は塩湖

1941年、ロサンジェルスの水需要のために取水がはじまり水位が半分に低下。
と同時に塩分濃度が2倍になり湖の生態系が著しく損なわれてしまったのです。

現在は生態系を元へ戻す取り組みが行われているそうですが、
この塩分濃度に生息できるのは特殊能力を備えたハエとエビのみ。

そう、だからハエとエビ。


ハエがうじゃうじゃ

とにかくうじゃうじゃハエがいます。
この写真の地面、全てハエです。
特に湖が臭いとかそういうわけじゃありません。
ちなみにエビも変なエビです。


カモメ?

水鳥が羽を休めています。
魚はいないはずなので休憩なのでしょう。
それともハエやエビを食べているのか。


奇岩越しのモノ湖


奇岩

この奇岩をトゥファといいます。

湖の水にはカルシウムが大量に溶け込んでおり湖底からは炭酸水が湧き出しているみたいで、
そのため水中では石灰石の柱『TUFA TOWER』(トゥファタワー)が生成されているとのこと。

取水によって顔を出しているが、元の環境に戻す取り組みにより将来的には水没する予定らしい。


TUFA TOWER

相方のKeiはこの湖をとにかく気にいってしまったらしい。


Mono Lake


【4日目】マンザナール収容所跡。迷った挙句のデスバレー国立公園。


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