鍾馗さんを探して歩いていると、各所で「○△醤油」と書かれた古い木の看板が目立ちます。
湯浅町は、知る人ぞ知る醤油発祥の地で、
2006年に町内の一角が国の「伝建地区」に選定されており、6台分の駐車場もあります。
(「伝建地区」とは、「伝統的建造物群保存地区」の略称です)


東西約400メートル、南北約280メートルが伝建地区のようですが、
この伝建地区から外れていると思われるお宅でまず1体見つけました。
そして、onigawaraさん発見の鍾馗さんを確認するまで、
伝建地区内外をおおざっぱに見て回りました。
8月に2回、海南市黒江と日方へ行きましたが、
そのときに気づいた「小ぶりな鬼面の鬼瓦」がここでも幅を利かせており、
鍾馗さん文化はあまり根づいていないようでした。





onigawaraさんが見つけられた鍾馗さんが置かれている向かいに休憩所があり、
そこに2体が飾られていました。
1体は鍾馗さんですが、最後の1体は何者でしょう?
=いずれも2011年9月14日撮影