side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

祝祭のハングマン 中山七里 (2314)

2023年04月22日 | 書籍・雑誌

*****ご注意!!一部ネタバレの可能性があります!*****


捜査一課の刑事・瑠衣の父が勤める建設会社で不審死が続き、父親の動静から何かひっかかるものを感じていた矢先、瑠衣の父も死亡してしまう。
事故死との判断に納得できない瑠衣は探偵で元刑事の鳥海とやり取りをするうちに、自ら復讐したいとの感情が強まっていく。

復讐したいという気持ちと、一線を越えてはダメだとする刑事としての倫理観と格闘する瑠衣

法律を掻い潜って逃げる悪質な事例、テーマは中山作品らしいが、終わり方が予測範囲内で。
読後感が良くない


2023年1月10日 第一刷
初出 オール読物 2021年7月号~2022年5月号
装画 有村佳奈
装丁 征矢武


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。