side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

ポーランド国立放送交響楽団 with 角野隼斗@サントリーホール

2022年09月10日 | 音楽

9月7日川口公演からスタートしたポーランド国立放送交響楽団の全国ツアー
合計11か所を回るツアーで全公演にピアノソリストとして角野隼斗さんが出演する
後半のプログラムによって
Aプロ ブラームス交響曲第1番 
Bプロ ドヴォルザーク交響曲第9番新世界 

角野さんは両プロともショパン ピアノ協奏曲第1番 を弾く

東京公演・神奈川公演と迷いましたが、私達は2日目サントリーホールでのAプロ公演に行ってきました。 

久しぶりの海外オケ、ソリストは角野さんと大変楽しみな公演でしたが、会場に足を運ばれた方々も同様な気持ちだったようでホールは温かい雰囲気でした。
前日の川口公演で既に賞賛の口コミを多く目にしていましたが、本公演も緊張感溢れるというより、ファミリー的な温かさを感じる公演で、楽団と指揮者Mオルソップ、ソリスト角野さんとの相性の良さを終始感じました。

演目
バツェヴィチ オーケストラのための序曲
ショパン ピアノ協奏曲第1番
(ソリストアンコール ガーシュイン・スワニー)
(休憩)
ブラームス 交響曲第1番
(アンコール モニュシュコ:歌劇『ハルカ』第1幕マズルカ(1857)、第3幕高地の踊り(1857) )

オープニングのバツェヴィチとアンコールのモニュシュコはポーランドの作曲家だそうで、こういうプログラム選曲に出会えるのも海外オケ公演の楽しみのひとつですね。

指揮者 オルソップは小柄な女性ながら体全体を使った指揮でエネルギッシュでした。
聞きなれたショパンのピアコンも含め、全体的にお洒落な感じを受ける演奏

角野さんのオーケストラとの競演はラフマニノフ以来ですが、改めて角野さんの才能の奥深さを感じました。
ショパンのピアコンだけど、ちょっと違うような表情もあったり、それでもやっぱりショパンだと思ったり、感情が大きく揺り動かされました。

洒脱感あるソロリサイタルも素敵ですが、私は角野さんがオケと駆け引きを楽しむピアコンが好きだなぁ

本公演のプログラム(トップ画像)は有料(1500円)販売でした
多くのクラッシックコンサートは演目(更に演目の解説付き)が記載されたリーフレットが無料で配布されます。
今回の有料化の判断は海外オーケストラだからなのか、人気者角野さんが出演だからか、、、
有料パンフはこれから主流になっていくのでしょうか?
はたまたペーパーレスでQRコード読取になるのかな?
公演の記念にならプログラム(冊子)で欲しいですよね。




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