営業の女性

なんかツイてない日。
「平成によみがえりし巨人伝説」こと松吉直太朗（26才）が、50万円をかけてフルオーダーしたステージ衣装が今日ショットガンに届く事になっていたのでずっと待っているのになかなか配達されない。
3時までに銀行で済まさなくてはいけない用ができたので荷物が届き次第ちょっと出ようと思ってるのに…。
もう時間がない！
「すぐに戻ります」という張り紙をして銀行に行き、いそいで帰ってきたのが3時5分。
すると！
不在通知が入っていた。
ファック！張り紙までしてるんだから待っててくれよ！
しかも、通知に書かれている時間を見ると3時4分じゃねーか！
外でとっつかまえてやる！と階段を降りようとすると、きちんとした格好をした美女が階段を上がってくる。
こんなきちんとした人はウチのお客さんにはいないので（お客様各位・失礼）、上の大家さんのところに行くんだと思い足を止め階段を通してあげると（階段せまいんです）、ショットガンのドアに手をかけるじゃないか！
あれ？そうだ！
ずっと前に一度会った事がある、新日本プロレスの営業の女性だ！
こんなキレイな女性の顔を忘れていたとは…。
男は記憶に残さないが、女の顔だけは一度見たら忘れないという、オレの中の「性のケモノの魂」も、ヤキが回ったか…。
もう引退も近いかもしれん…（なんのだよ！）
そんなこんなでドーム大会のチラシやポスターを受けとり、（みんな！ドームのチケットが必要な人はオレに気軽に言ってくれ！取り寄せるぞ！）彼女が帰ったあと、あわてて外へ。
もう5分くらい過ぎてるし、当然郵便屋の姿はなし…。
頭に来て郵便局に電話し、怒りをぶちまけました。

さてさて、新商品の中西DX。
これも、発売されてるはずなのに今日になってもウチに届いてこない。
問屋に確認の電話をしたのだが、担当者が席をはずしているので折り返し電話をかける、と言ったまま、夜になっても連絡がない。
しかたなく、もう一度こちらから電話をすると担当者が出て、「金額が出荷単位に満たないので、まだこちらにあるんです」との事。
出荷単位というのは、下代でいくら以上じゃないと送料無料で送れない…というヤツだ。
だが、ここらは競合店も何軒かあるので、そういう場合は連絡をくれと前に言ってある。ウチで送料を負担する事になったとしても、新作をよそで買われてしまう事の方が痛いのだ！
それにしてもこのシステムってなんなんだよ！
出荷単位の金額の何倍もの量をいっぺんに送ってもらう事だって多いんだから、月のトータルで考えてくれよ！
まぁしょうがない。他に切れてる商品も追加し、出荷単位の金額にして発送をたのむと、今日はバタバタしていてもう送れないと言う。
ファック！すでに何日か遅れてて、しかも今日は折り返し連絡すると言ったまま夜まで待っても電話がなかったんじゃねーか！
怒りの炎が天を突き破っていたが、問屋さんは今までもこれからもお世話になり続けるので、おだやかに「ここらは競合店も多く、入荷日の遅れは売り上げにひびくんです。今日も折り返しの連絡を待っていたワケで…」などなど泣きごとを言い、なんとか発送してもらう事に。
はぁ……。つかれるぜ。

閉店間際になって、ようやくマツキチの衣装が届く。
おーーーーーっ！スバラシイ！これが50万か！
早速、袖を通して着てみる。（人のなのに勝手に…）
オレが着ると、手がハカセくんチックになってしまうが、ロングコート風でステキだ！
あいつが飽きたら2千円くらいで譲ってもらおう。


気分の疲れた1日だったが、帰宅してビール飲んでスモーク食ってゴキゲン。