SHOTGUN TERRY OFFICIAL BLOG 『ガイコツマイクのバカ大将』

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愛と誠

2012-03-29 | Weblog
こないだ、「愛と誠」の予告編を見たんだよ。

もう、その時は残念というか怒りというか…。
タイガーやジョーの人、と思われているオレだが、「愛と誠」への思い入れも尋常じゃないんだよ!
このままブログを書いてしまったら、きっと怒りの言葉だけになってしまう…と思ってその時は書くのをやめたんだよね。
そして数日経って、考えも変わってきた次第。
予告の中で、岩清水くんが「君のためなら死ねる」と言った瞬間にスリッパで引っ叩かれてる場面があったけど、連載終了からほんの何年か後の「1・2の三四郎」の時点ですでに、岩清水くんの名セリフはギャグ扱いになっていたからね。
そこからさらに30年以上か…。
あの世界観のすべては「滑稽」だろうな。
こんな屈辱に、飛雄馬は長い年月、耐えてるんだねぇ…。
と思った時にね、飛雄馬はすっかり、世間的には「愛されるキャラクター」に昇華されてるなぁと実感したんだよ。
もはや「笑いの対象」にしかなっていないような扱いだけど、そこからまた、このキャラクターが主人公を務める「巨人の星」という漫画を読んでみようかな?という新世代が出てきて、その魅力を知ってもらえるなら、いいんじゃないか?と。
「愛と誠」も、読み直されるキッカケにでもなれば…。

あとね、自分にも置き換えたんだよね。
ロカビリーの不良性とか、精神性に美学を感じてる人はたくさんいると思うんだよ。
そんな人達が「ロカビリー」と称したオレ達が腕を左右に伸ばすお揃いのダンス(?)をやってたり、「寄せて上げて~」とか「上からソンキョでガンメンキジョ~~」とか歌ってるのを見たら「なんだよこれ、ロカビリーをなめてんのか?」って思うかもしれないじゃん!
でもオレは、せいいっぱいの愛で、大真面目にやってるワケだからねぇ…。

そうやって考えると、ガゼン、「純愛エンタメ愛と誠」が楽しみになってきた!
イメージ的には、武井咲ちゃんの愛お嬢様なんでピッタリだしね。
楽しもうと切り替えると、すごく残念なのが伊原剛志センパイの役である。
せっかく伊原さんを高校生役で出すならさ~、砂土谷をやらせるべきだろう!!
(映画版コータローまかりとおる!を知ってる人なら、わかってくれるよね?)
パロディキャラを演じた俳優が、こんなに年月が流れた後に、パロディの元のホンモノを演じたらサイコーだったのになぁ…。
とにかく、楽しみに公開日を待つぜ!

そして!
ロッキンエンターテイメント、テリー&スラングのライヴはもうすぐ!
4月1日、練馬BE-bornだぞ!