高校生の頃は

高校生の頃は
アフリカや東欧で、飢えや病気や戦争で人がバタバタ死んでるのに
何で大人は毎日スーツ着て平気な顔して会社行けるんだろうって思ってた

自分だって毎日制服着て学校いってるくせに。
平気じゃなかったけど、でも何にもしなかったさ
ただ毎日うじうじ考えながら、学校の帰り道歩いたり、
家の裏山でうじうじ考えたりしてたさ
自分の文化的な生活が遠くの誰かを苦しめてるのにこんなこと続けてていいのかって

何もしないくせに。



気がついたら平気な顔して毎日スーツ着て会社に通う大人になってたさ
自分の仕事でいっぱいいっぱい、ただこなすだけ
お客さんや社会への貢献よりも上司の顔色伺ってさ
自分の仕事でいっぱいいっぱいって
自分のために自分で選んだ仕事でいっぱいいっぱいになって
まあ平和なことです



例えば俺が残さずご飯食べたからってアフリカの子供が助かるわけじゃない？
例えばヨーロッパで毎日銃声に怯える人々と自分の平穏比べたって意味がない？
ああ俺は俺で大変さ



気がついたらもうサラリーマンでさえないなぁ



単純に考えたいな
状況が複雑でも解決は単純に考えたいなぁ
てか状況は本当に複雑かねぇ


単純に必要なことをすればいいだけなんだーよねー
レノンジョンのimagineの世界だーよねー