花山歩  ~はなさんぽ~

花に逢いに山をぶら~り

ササユリ満開の二上山

2015年06月09日 | 葛城・金剛

山歩の日 平成27年6月8日 曇り 単独

山歩のコース 万葉の森第二駐車場→ダイトレ石切り場分岐→石切り場→ダイトレ合流→馬ノ背→雄岳山頂→おおせ坂分岐→大岩展望台→祐泉寺道合流→祐泉寺→馬ノ背→雌岳山頂→岩屋峠→岩屋→ダイトレ合流→万葉の森第二駐車場

奈良と大阪を分ける金剛山地、その北の端に有るのが二上山(にじょうざん)。大和言葉で『ふたかみやま』。雄岳と雌岳の2つの山頂を持つ双耳峰。奈良盆地から西に目をやれば美しい双耳峰が日常的にそこにあった。古来、雄岳と雌岳の間に日が沈む様子から、神聖な山として人々から崇められてきた。古墳時代から飛鳥時代にかけて、二上山の南、竹ノ内街道は、大阪湾から政治の中心である飛鳥地方への重要なルートで、日本最古の官道である。又、二上山の石切場からは、高松塚古墳の石材が切り出された。謀反の疑いをかけられて自害した大津皇子(おおつのみこ)の墓が雄岳山頂付近にある。萬葉集には二上山を詠んだ歌が5首ある。

9:18 駐車場を出発して国道を横断します。

国道沿いにダイトレの石柱が有ります。写真国道沿いはダイトレ竹ノ内峠への道です。二上山は写真左へ行き、石仏の角を右に登って行きます。

9:34 石切り場への分岐です。ここでダイトレから外れ石切り場に向かいます。

 9:44 石切り場です。ここで高松塚古墳の石材を切り出した様です。石切り場を後に道なりに細い道を行きます。

9:50 ダイトレに合流。奥の階段は岩屋への道です。左方面、馬ノ背へ向かいます。

10:05 展望台が見えてきました。展望台周辺の斜面にササユリが咲いています。

10:18 ダイトレ分岐です。ダイトレは左、屯鶴峯方面へ下ります。この付近にもササユリが多く咲いていて蕾も有ります。花が多いと前に進みません。

10:30 馬ノ背です。右方行雌岳は帰りに行くことにして、左へ良く整備された登山道を雄岳に向かいます。

10:49 雄岳山頂です。山頂からの展望はありませんが、少し下った西広場はベンチが有り、大阪方面の展望が良いです。すぐに下り、おおせ坂分岐を左にとります。

11:11~11:28 分岐直ぐのおおせ坂です。ベンチがあり昼食を取ります。昼食後、雑木林の中をジグザグに下り、途中右へ尾根道を緩やかに下り大岩展望台を目指します。目印等はほとんど有りませんので注意が必要です。

11:55  大岩展望台からの眺めです。当麻寺の塔が良く見えます。もう一つの大岩が右側近くに見えるので、そこにも寄って展望を楽しみます。大岩を後にロープの架かった、足元の悪い激下りの道を進みます。途中ササユリが目を楽しませてくれます。

12:04 祐泉寺道合流。ここは右にわずかな時間で岩屋峠分岐、祐泉寺に着きます。 

12:08 祐泉寺です。緑に包まれ静かな時間が流れています。門を潜り、道は沢沿いを登りとなります。沢を離れると階段道となり馬ノ背を目指します。

12:40 馬ノ背に戻って来ました。左へ雌岳山頂への階段道を登ります。付近のササユリは傷んでいます。

12:45~13:12 雌岳山頂です。コーヒータイムでゆっくりと過ごします。休憩後、岩屋峠に向け下ります。

13:28 岩屋峠です。写真左は祐泉寺へ下る道、真っ直ぐは旧ダイトレで竹ノ内峠への道、今日は右へ岩屋に下ります。

13:30 岩屋を通過し、駐車場を目指してダイトレを下ります。

13:42 駐車場に帰ってきました。車に乗り込むと同時に雨が落ちてきました。午後から雨の予報であったが、歩行中は雨に逢わず思ったより長い時間楽しむ事が出来た。

今日逢えた花たち

キツネノボタン

ユキノシタ

ホタルブクロ

コナスビ

ササユリ

シライトソウ

ニガナ

ママコナ

オカトラノオ

ナルコユリ

ツルアリドウシ

 アメリカイヌホオズキ