八ケ岳の最高峰で日本百名山でもある赤岳への山行を計画。
美濃戸を起点に硫黄岳、横岳、赤岳、美濃戸へ帰る周回コース。
泊は赤岳展望荘。
平成27年(2015)10月8日 一日目
赤岳山荘の駐車場の車内で仮眠
平日にも関わらず朝にはほぼ満車。
午前6時30分過ぎに駐車場を後に林道を行きます。
前後を多くの登山者が歩いている。
しばらく行くと美濃戸山荘。ここで南沢コースと北沢コースに分かれる。
我々は北沢コースを行く。登山者の多くは南沢コースのようだ。
北沢コースをとり、赤岳鉱泉を目指して林道を行く。
堰堤広場で林道は終わり。この先、北沢を渡り登山道を登る。
良く整備された道が北沢に沿って続く。危険な個所は橋が架けられ安全に歩ける。有難い。
紅葉が青空に映える。
風が有るので、歩いていてもほとんど汗も出ない。
赤岳鉱泉には午前9時に到着。
相棒の体調が良くない。
硫黄岳周りを断念。今日に赤岳に登り赤岳展望荘で明日のコースを考える事にして、中山乗越に向かう。
八ケ岳の森はどこでもコケが綺麗。
登山道沿いには霜柱、薄氷が張っている。
中山乗越で中山展望台に向かい、展望を楽しむ事とする。
展望台からは東に横岳の稜線、南から南東にかけて、にこれから向かう中岳から赤岳への稜線、今夜泊まる赤岳展望荘が見渡せる。
良いお天気だ。
展望を楽しんだら、中山乗越に戻り、行者小屋へ登山道を下る。
行者小屋の前は沢山のベンチが有り、登山者が休んでいる。
文三郎道を登り、阿弥陀岳分岐を阿弥陀岳方面に進む。
つづら折れの登山道を進み、中岳のコル到着。
行者小屋から1時間30分かかった。東に頂上に雲をかけた富士山が見える。
西には阿弥陀岳。すごい迫力だ。
昼食後中岳に向けハイマツの尾根を進む。
強風が北側から吹き上げてくる。
中岳頂上は山名板がなければ通り過ぎてしまいそうだ。
中岳頂上から一度高度を下げる。
最低鞍部からは、つづら折れの登山道が、赤岳に向け高度を上げて行く。
文三郎尾根分岐。下に行者小屋が見える。
身体を持っていかれそうな強風が北側から吹き上げてくる。
赤岳頂上が近くなって来た。
岩峰が青空に映える。
岩峰の足元、キレット分岐に到着。
ここから、赤岳頂上へ、鎖を頼りに岩場を上がります。
岩場の先、竜頭峰の指道標が見えます。
竜頭峰分岐を左へ、はしごを上がると頂上は近い。
たどり着いた頂上は人影は無し。360度の展望。
北峰には頂上山荘。
山荘の脇を抜け、展望荘に向け鎖の有る岩場を一気に下ります。
東側が綺麗に色づいている。
激下りに足が疲れて来た頃、展望荘に到着。
今日はゆっくり休んで、明日の朝、相棒の体調と相談し、予定を考えよう。
今日のコース
美濃戸→堰堤広場→赤岳鉱泉→中山乗越→中山展望台→中山乗越→行者小屋→文三郎道阿弥陀岳分岐→中岳のコル→中岳頂上→文三郎尾根分岐→キレット分岐→竜頭峰分岐→赤岳頂上→赤岳頂上山荘→赤岳展望荘。