田舎の力。

今朝６時半頃一本の電話がありました。
隣の集落のおうちの裏の崖が崩れたから、消防団に入ってる人に出動の連絡です。田舎では困った時はお互い様って言うのが当たり前なので、お仕事の人も、午前中休みをもらったりして、みんな駆けつけたそうです。しまんももちろん行きました。崖崩れなんて、テレビでしか見たことがなかったけど、すごかったみたいです。家の裏の畑の土がずずずっと落ちて、家を押して、ぐにゃんと家が倒れそうになっていたそうです。それをブットイ木を何本も使って支えて、それ以上倒れないようにして、家の中にあるものを外に運び出したり、裏の畑に溝を作って水を逃がしたりという作業をしていたそうです。とりあえず仮住まいするところも小屋に床や壁を張ってみんなで作ったそうです。
その家の人達も、落ち込んでる暇なんて無いって感じで、一緒に作業をしていたそうです。島田さんところも気ぃつけやと言われて帰って来ました。今うちが潰れたら、ショックで立ち直れそうにありません。うちも谷にあるのでいつ崩れてもおかしく無い感じなのでこれから大雨が降ったらちょっとびびってしまいます。
これが都会で起こったことだったら、近所の人も遠巻きに見てるだけなんだろうなぁと思うと、田舎の結束力を感じました。けが人がいなかったのが不幸中の幸いです。これから大変だと思うので、なにかお手伝いできたら、と思います。

しまん「少しでも役に立てて、よかったわ」