カメラを片手に

ヒオウギが誕生日の花

台風7号は午前5時頃潮岬近辺に上陸し、紀伊半島を通り紀淡海峡から淡路島
に11時には達しており、その後兵庫県を縦断して日本海へ抜けそうですね。
奈良では午前2時頃から風雨が強くなり、午前5時に薄暗くなり周りの様子を
窓から再確認。変わったことはなく安心すれば目がすっかり覚めてしまった。
そして昼過ぎから急に風も弱くなり峠は越えたよう、東の春日奥山もうっすら
と姿が見えた。
だがまだまだ吹き返しの風と雨に注意しなければいけませんね。
      13時、26.7℃、84%
      
今日は「月遅れの盆」で朝からお経を唱えて祖先の霊を祀りました。
さらに「終戦記念日」で、政府集計では戦死者約212万人、空襲での死者約24
万人とされるが実数は300万人を越えており、戦没者を追悼し平和を祈念する
一日にあたります。
武道館での式典に合わせ、正午には黙とうを・・・

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ヒオウギ・檜扇」、東アジアを原産
とするアヤメ科の多年草です。
      那智山にて

夏にまだら模様の入ったオレンジ色の花を咲かす宿根植物で、古くから悪霊退
散に用いられ、この花を飾る祭花は京都の「祇園祭」が有名、根や茎は生薬と
して利用されている。
      那智山にて  

和名の由来は、厚みがある数枚の剣状の葉が扁平状に重なり合って扇を広げた
様な形状が、かつて公家の持ち物のひとつ檜の薄い板を数枚綴じ合わせた
檜扇・ひおうぎ、これを広げた姿に形が似ていることからとされる。
      那智山にて
      
漢字表示は「日扇、檜扇、桧扇」と書き、別名として「烏扇・からすおうぎ」
そして「烏羽玉・うばだま」や「野羽玉・ぬばたま」の・・玉と呼ぶ理由は
花の後にできる3cm程度の袋状の果実が割れて内部から多数の種子が出て、
この種子は5mm程の球状で光沢のある黒い色を呈することから「烏羽玉」
「野羽玉」「射干玉」との由来になる。
      

古くから和歌では、花ではなくこの艶のある黒い種を「髪黒、闇、夜、夢 」
に掛かる枕詞として詠み、万葉集では全体の1.8%となる80首にも及ぶ。

2巻-89 磐姫皇后 
『居明かして君をば待たむぬばたまの我が黒髪に霜は降るとも』

4巻-525 坂上郎女
『佐保川の小石踏み渡りぬばたま黒馬来る夜は年にもあらぬか』

10巻-2076
『天の川瀬を早みかもぬばたまは更けにつつ逢はぬ彦星』

12巻-2849 柿本人麻呂
ぬばたまのそのにだに見え継ぐや袖干る日なく我れは恋ふるを』
 
花言葉は悪霊から守るという意味で「誠意」 となる。

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