カメラを片手に

熊野本宮大社旧社地「大斎原」へ

晴れた今朝は0.3℃迄冷え込み、昨日の冷たい雨が嘘のようですが、寒さは厳
しく、最高気温は6.0℃と。そして明日にかけ寒気が近畿地方をすっぽり覆い
明日はさらに冷え込んで-2℃まで冷え込むと予報されている。
      11時、4.6℃、36%

さて十津川の旅の二日目は熊野三山巡り、本宮の熊野本宮大社に参り、
その足で500m先の旧社地「大斎原・おおゆのはら」⑥へ。

熊野本宮大社は1889年8月の大水害で多数の社殿が流されたが、1892年には
現在の高台にて再建されている。       (国土地理院地図より)


鳥居前から国道168号を渡り、
      

『是日本第一本宮大斎原・一遍上人神勅念仏開顕地』の道を進む
      

田の真ん中に道が伸び大鳥居が・・・


曲がらず突き当りには摂社「産田社」があり、伊邪那美命の荒御魂がお祀り
され、新たなものを生み出すパワーを頂いて、大斎原へ。 
      産田社

日本一の規模の大鳥居は、高さ33.9m、横42m、耐候性鋼板の鉄鋼製で、
2000年に建立されている。
ここを訪れるのは9年前に続き二度目、その折の写真ファイルを消去して
しまい、是非訪れたい聖地です。


      

境内地に入れば、不思議な静けさと雰囲気が漂っている。


当時は、約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿や、楼門、幾棟もの摂末社が
立ち並び、他にも神楽殿や能舞台、文庫、宝蔵、社務所、神馬舎などもあり、
現在の数倍の規模を誇っていたと。
      

二基の石祠が建てられている場所にお参りを。


石の祠の左側に中四社下四社を、右側に境内摂末社の御神霊がお祀りされる。
      

      
そして南側に昭和46年(1971年)建立の「一遍上人神勅名号碑」がある。
一遍上人(1239~1289)は鎌倉中期に時宗を開祖され、ここを聖地に。
理由は、布教のあり方に苦悩していた一遍上人、熊野本宮大社に着き証誠殿の
御前で答えを求め祈れば、夢に白髪の山伏の姿をした熊野権現(阿弥陀如来)が
現れ、「一切衆生の往生は、阿弥陀仏によってすでに決定されていること。
あなたは信不信を選ばず、浄不浄を嫌わず、その札を配らなければならぬ」と
お告げになった。このお告げを受け「我生きながら成仏せり」と歓喜したと。
      

東側は、10m程の高さの大きな堤防に囲まれ、そこから眺めることに。

高台の熊野本宮大社を望む。


北側の熊野川上流を望む。

産田社まで上がり、熊野川上流を望む。

ここから大鳥居を眺めます。金色の八咫烏が光っていた。

次は「熊野速玉大社」に向かいます。


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