宮ヶ瀬を歩くと紅く染まったような大きな木がたくさん見られる。
フサザクラ(フサザクラ科)
フサザクラだ。
去年、近所の市民の森で見たが高い木の上で花がよく分からなかったものだ。
サクラと言ってもバラ科のサクラの仲間ではない。
花弁も萼もなく雄シベが伸びると紅い葯が花びらのように目立つ。
雄シベの中から葉が伸びてきている。
雄シベが落ちるころには白い雌シベも見えるようになるらしい。
そして実の枯れたのは1月に見た。
フサザクラの実 クリック
フサザクラの枝に作られたメジロの巣らしいものがいくつかあった。
葉が茂っているころには目立たなかったのだろう。
ウワミズザクラ(バラ科)
ウワミズザクラは花芽が出始めたところだ。
こちらはサクラの仲間だが、イヌザクラなどと同様に穂状で咲く。
2年前の ウワミズザクラ の記事
オオバヤシャブシ(カバノキ科)
穂状で咲く花といえばキブシも見ごろだったが、
ハンノキの仲間のオオバヤシャブシも咲き始めていた。
左側のが雄花序で根元のほうに黄色い花が見える。
咲きそろうと穂が頭を下げていくらしい。
雄花序より枝先のほう、右側の小さいのが雌花序だ。
ヤシャブシ(カバノキ科)
オオバヤシャブシと違ってヤシャブシの雄花序は枝先についている。
雌花序のそれより下のほうにつくらしいが、まだ見えなかった。