
高峰高原ホテルの近くの笹薮の中に穂状のものが何本もあった。

よく見ると褐色の実のようなものがついている。

ムカゴトラノオ(タデ科)
翌日、別の場所で同じ実のようなものとその上部に白い花が咲くのがあった。
ムカゴトラノオというもので、褐色の実のようなものはムカゴ(零余子)だそうだ。

クガイソウ(オオバコ科、旧はゴマノハグサ科)
こちらは細長い穂に青紫の小さい花をびっしりつけていた。
九蓋草の名前は花穂より下の茎につく葉が何層にもなっていることによる。
ここにもキシタギンウワバ(蛾)が来ている。

こちらの蝶はコヒョウモンのようだ。

向こう側にはショウマの仲間も咲いている。

ほかの場所では群生しているところもあった。

トリアシショウマ(ユキノシタ科)
トリアシショウマとヤマブキショウマは花がよく似ている。
葉の形や葉脈で見分けるようだがけっこう難しい。
今、カリフォルニア州では山火事がすごいようですが、鎮火してしばらくしたら
そんな光景が広がる場所もあるかもしれませんね。
今日は細長い花穂が並びましたね。
ムカゴトラノオは、花後の実か蕾に見えましたが、何とむかごなんですか。
花は先端の方に。面白いですねぇ。これも短い夏に効率的に子孫を残す
方策なのかもしれませんね。
クガイソウは細かな花がびっしり! シンプルな花穂に対し、
トリアシショウマは枝分かれしているので華やかですね。
カリフォルニアの山火事後はヤナギランが出るかもしれませんね。
そういう状況になったところを一度見たいものです。
ムカゴトラノオを撮っているときは名前も知りませんでした。
知っていたらムカゴを確かめるところでした。次回見るときに残します。
オニユリなんかもそうですが、花は何のためでしょうね。
ショウマの仲間は似ているものが多く、いつも頭を悩ませます。