どんぐりさんから情報をいただき仙台の金港堂で古本市が行われていることを知りました。
10月20日~11月19日なので始まったばかり。
出かけたついでに立ち寄ってみることにしました。
「古本市(古本屋)」懐かしい響きです。
私たちが若い頃には馴染みのあった場所ですが、今もあるとは...。
私は、最近はもっぱら「ブック オフ」とか「メルカリ」を活用。たまっていた文庫本の全集などは「ブック オフ」に引き取ってもらっていました。
仕事関係の本はダンボール箱に詰めて焼却場へ運び処分。
そして、高価な全集はできたら図書館へ寄贈しよう等とも思っていました。
でも、まだ本棚には今でも役立ちそうなものや見たい写真等があるものが並んでいます。 また、押し入れに眠ったままのものもあります。
それと同じような懐かしい本も古本市には並んでいました。
上の写真は、私が若い頃に買った3~40年前に購入したものと同じ頃の雑誌の棚です。
その頃の手芸の本にのっている人形たちは、素朴で愛らしく癒されます。
お店の主人(?)はお父様が私たちと同世代とのこと。この世代の人達がたくさん本を売りに出しているそうです。断捨離が必要な世代ですね。
私がもっている古いものについていろいろ聞いてみました。
そして、意外なことも分かりました。
私が独身の頃に買ったファッション雑誌は、着物よりも洋服のものが需要があるそうです。
現代のものと違っていたファッションの歴史を学ぶ方たちにとって価値があるのでしょうか?
また、昔あった洋画の雑誌「スクリーン」等は本体よりも当時の映画のポスターや入場券等が需要があるのだそうです。そして洋画よりも邦画のほうが価値が高いそうです。つまり、希少価値ということです。
そういえば、私が先日整理した時に独身の時に旅行した時の観光地の入場券や列車の切符等をノートに貼付したものが見つかったけど、あれもレアなのかな?
文章は、ガリ版刷りのもの、同人誌等が価値が高いそう。
古本等出したいものがある時は引き取りに(査定に)きてくださるとのこと。
実は、ほったらかしにしていたレコードもあります。その内、来ていただこう。と思ったりしました。
さて、ところで私の欲しい本はあったかというと....、ありました。面白そうな石巻の本が。2冊ほど買ってきました。下の写真のように、立派な「石巻の歴史」全集がありましたが、定価17000円くらいで全〇巻は、私ではなく別の人が入手するのがふさわしいですね。
そうかー。家の中には古本屋、古道具屋さんに引き取ってもらえそうなものがまだありそう。整理が下手だったということかも....。
お店には文庫本もありましたが、そんなものもまだ家のダンボール箱にあるので。
何にしても、昔はそれなりに価値があった紙類がまた誰かのために役立つなら古本も本望なのではないかと思ってしまいます。
陶器やレコードプレーヤーなどの骨とう品(?)もあります。
ポスターやレコード、DVDもありました。
※ 引き取ったものは、何軒かの古本屋さん(初めの写真の下の部分)で競りを行うそうです。ちょっと面白そうです。
本は買うときは値段が高いのに、売るときは信じられないくらい安いわねえ。むしろ持っていっていただくのに、お金がかかる時代だものねえ。
古本屋または古本市は掘り出し物がないか探すのが楽しいよね。地図は高いから欲しくても手が出なかったけど、絵はがきは1枚でも買えるから探すのが楽しかったわねえ。