季節は梅雨に入ったけれど、石巻では6月27日、28日の2日間にわたって「復興マラソン」が行われました。
27日には、雨の降りしきる中、東京の国立競技場から一時貸与された聖火台にアテネ五輪ハンマー投げ金メダリストの室伏広治さんが点火しました。
27日の復興マラソンでは、親子連れや中学生、社会人等たくさんのランナーが参加したとのことです。競技も「ファミリーA親子」とか「3キロ中学生女子」同じく男子等だれでもが楽しく参加できる工夫がされていたようでした。雨と強風という悪天候の中にも関わらず復興へのエールの思いを込めて元気に走り、それぞれがそれぞれの充実感や達成感を感じていた様子が報じられています。
28日の「復興マラソン」にはメーンのハーフ、10キロの部が行われました。市民総合運動公園が出発点となり、仮設住宅の並ぶ開成地区等を失踪し、仮設住宅の人達も沿道に出て応援し、お互いの気持ちが触れ合う熱い場となったようです。
参加者の中には中国・温州市の選手団16人もおり、「地元住民の応援の雰囲気が素晴らしく、実力を発揮できた。」と話す方や「コース沿いには、たくさんの仮設住宅があった。走ることで被災者の方々に元気を与えたいと頑張った。」のコメントが紹介されるなど、一体となって盛り上がった様子が伝わってきます。
走ることで参加した方も、応援することで参加した方も悪天候もなんのその、逆に印象に残るイベントとなったことと思います。
人が集うと、やはり活気がでてきますよね。そして気持ちを一つにして精一杯活動することによってお互いに元気が出てくるのは不思議ですね。
気がまじりあって何かが発生するのかもしれません。
走るって、単純なことだけど本当に素晴らしいことなのですね。
だんだん走ることがおっくうになってきている私もちょっと考えなければ...と思ったりしてしまいます。でも、大きな声で応援する側ならまだまだ...と思い直した私....。
雨にも負けず、風にも負けず成功した石巻復興マラソン。ばんざーい!!
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