これは、以前羽生君が仙台にいる時にフィギアスケートの練習をしていたリンクです。
ジュニア時代に世界チャンピオンになったことは知っていましたが、まさかその数年後にオリンピックの金メダリストになるとは想像もしていませんでした。
本当におめでとう!
可能性がなかったわけではないけれど、現実になると本当にびっくりです。そしてその快挙に東北人として誇らしい気持ちになります。
被災後、様々な困難の中で暮らしている被災地では、東北や宮城の出身の人達の活躍は嬉しく励みになり夢を届けてもらったような気持ちになります。
羽生君自身も被災し、何日間?か避難所で過ごしたり、練習するリンクがなく、ショーに参加しながら練習を積んだことは有名です。
被災の経験や周りの人々の応援を自分の力にした彼は本当に素晴らしいと思います。
金メダルの報奨金600万円も寄付?をし、今後後輩のスケーター達が練習する場の確保や試合の場を考えているということです。
思い起こすと、仙台のこのスケート場も財政難のため1度は閉鎖されたのでした。
でも、荒川静香さんがオリンピックで金メダルに輝き、その影響もあって再び再開されたのです。
そして、そのことがさらに日本フィギアスケート界発の男子金メダルを産んだのですから、リンク再開の意味が本当に大きくなりました。
羽生選手は、まだまだこれからさらに伸びて私達に喜びを与えてくれることと思います。
そういえば、羽生君のおとう様は、前回まで紹介してきたひつじあかねさん(「つなみてんでんこ」の作者で石巻女子高44年卒業)の母校の中学校(石巻の海に近い被害の大きかった所です。)で教頭先生として頑張っておられます。
みな、自分のできるところでそれなりに被災の経験を力に変えていくことが大切なのですね。
小さな小さな協力ですが、誰かのためにと
心が離れないように!!(今は気持ちが離れることはないと思っていますが...)
でも、忘れてはいけないことってありますよね!