これは、ふすまの絵です。白菊が描かれていますが、明らかに手描きものと思われます。
この絵のふすまが2階の10畳以上もあろう部屋に張り巡らされています。これだけでも見事さに見入ってしまいますが、このお屋敷には一歩あるくごとに、息を飲むような装飾や細工が施されております。
もう季節外れの話になりますが、先月、宮城県の桜の名所大河原の「一目千本桜」の道を歩いてきました。
もう桜が終わる頃とは言え、まだ観光客も多くにぎわっていましたが、それも小さく見えるてしまうような河原の広さと豊かな川の流れ、そしてどこまでも続く桜並木が心地よく、何度でも大河原~船岡の一目千本桜の地を散策したくなります。
でも、今年はラッキーなことがありました。
たまたま、3日間限定で「大地主の館 佐藤屋」が「お休み処」として開かれていたのです。お抹茶もいただけるとあって少し探して歩いてみました。
門から玄関までの通路だけでも趣がある風情です。人があまり混んでいないところがほっとさせられます。
玄関を入ると、どこか懐かしいようなたたずまいの屋内です。広々とした玄関から続く続き間は15畳以上もあるでしょうか?造り付けの戸棚や庭に出る広い廊下..。家主の方が現在はここに住まわれていないので中は余分なものは何もなくスッキリしています。説明によると開放しているところは、当時家族が暮らす部屋以外ということでした。本当に広いのですね。
驚くことはたくさんあり、紹介したいのですが、1度では紹介しきれません。
今日はとりあえずこれくらいにします。また、次回にしたいと思います。
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