石巻白梅ししの会便り

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『奥松島物語』創刊号の紹介

2013年07月09日 | お知らせ

 今日は、嬉しいお知らせをさせていただきます。
私たちの同級生松川(旧姓Oさん)清子さんが関わってきてできた地域誌『奥松島物語』(発行;奥松島物語プロジェクト、発売;有限会社荒蝦夷   ℡ 022-298-8455、 定価;1000円)創刊号が出版されました。
 私は仙台の書店で購入しましたが、全国どこからでも注文できます
 内容の紹介
『奥松島物語』は、今回の津波で大きな被害を被った小野・野蒜・宮戸を中心とする地域の歴史や文化を掘り起こす地域学の一環として編まれた書です。
 創刊号は、明治初期、大久保利通によって計画・施工され、途中台風で港内埋塞となってあえなく中止となった野蒜築港のことが特集です。清子さんは、被災前野蒜築港資料室で野蒜築港ファンクラブの事務局長をして、当時の資料を探し出したりして、地域おこしの一翼を担っていました。
 時代の流れで失った歴史や文化を、さらにすべて津波で失ってしまった地域は今こそそのハンディを乗り越えて地域ごとに地域の人々がまとめ、発信していかなければならないと、この本は言っています。
 この本は、そういう被災地発の、最初の地域誌なのです。
 がんばれ清子さん!
 私たちも自分の足元をしっかりと見直すね!
 読むと、今まで知らなかった歴史に驚くとともに、自分で確かめてみたい、行ってみたいなときっと思うはずです。
 津波でもっていかれたけれど、あなたの記憶の中の野蒜と、野蒜がたどってきた歴史と2つの顔が見えてくるはず...。 (どんぐり記)




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