「ぼくは、おのくんです。姓は『めんどくしぇい』名は『おのくん』東松島生まれだよ。僕には家族がいっぱい!!隣の写真のようにね。そして、さらに日本全国に広がってるんだ!!」というわけで
今回は、東松島の主婦の方々が製作し、販売?しているおのくんについての紹介です。
「おのくん」は東松島のお母さんたちに手作りされた、ソックスを材料としたぬいぐるみです。ご覧のように色鮮やかなカラフルな模様がとてもキュートです。
おのくんの里親になるには...
この「おのくん」は、東松島市の駅前の仮設住宅集会所で里親になることができます。
(電話0225-98-8821 武田文子さん) 住所 〒981-0301 宮城県東松島市牛網字駅前2-33-1
たくさん並んでいるおのくんたちの中から里子を探すことができます。そして、製作中のお母さんにも会えるかもしれません。
また、直接訪れることができない時は、FAXで注文することもできます。
FAX 0225-98-8821 サイズ・色柄等と数量、送り先の郵便番号・住所・氏名・電話番号・到着希望日を明記の上、FAXしてくださいとのことです。 (サイズは、ちび《約10cm》・小《約13~20cm》・普通《約20~25cm》・大きい《普通サイズで手足の長いもの》 色・模様等指定はできませんが、好みを言っていただければ。できるだけ対応させていただきますとのことです。)
また、指定の靴下での製作も受け付けているようです。(完成到着まで何か月かがかかるようです。)
支援金は1つ1000円(サイズ関係なし)です。送料については特に書いてありませんのでよくわかりません。
(思い出の靴下等でも良いかもしれませんね。)
FAXでの注文は到着まで多少時間がかかるようですが、思い出のソックスや自分のイメージにあったおのくんが家にきてくれるなら、楽しみに待てそうですね。
靴下と綿の支援を求めています
また、靴下の支援を求めてもいます。
靴下 サイズは赤ちゃんのものから大人のものまでOK
綿 ダイソーの綿が、おのくんの弾力のある手足をつくるのに最適 だそうです。
おのくんへの支援の殆どは、人形を作る材料・経費以外にも、仮設住民のためのいろいろな費用に当てられているそうです。お茶会やイベント等の費用、住民のためのいろんな勉強会経費等々に使われているそうです。
リボンアートフェスティバルの一環の旧観慶丸での展示の中におのくんのブースを見つけました。
この写真の右側のおのくんは初めの写真のものとは違ってマッチョで逞しい感じですね。様々なバリエーションがあるようです。そして、なんと。絵本も置いてありました。できたんですね。お子さんと一緒に見て楽しみながら防災教育にも触れることができそうです。
おのくんのルーツ
東日本大震災で壊滅的な被害を被った東松島市の方々。それまでの穏やかな暮らしが一変してしまい、復旧のめども立たない時、あるボランティアの方がソックモンキー(ソックスで作った縫いぐるみ)をプレゼントしてくれたそうです。それを見て「これなら自分たちでも作れそう...。」と思い始めたのがきっかけだそうです。
でも、縫い方が難しく「めんどくしぇ」といいながら作ったそうです。そんなところから苗字の「めんどくしぇ」がつけられたようです。そして、2012年4月20日におのくんが誕生したのです。震災後、毎日1日も休まずチクチクとお母さんたちが心を込めて作っているそうです。
そして、作りながら「東松島を知ってほしい。」「東松島にきてほしい」との思いも込めたそうです。
(ソックスで作るこの縫いぐるみは、アメリカの貧しいお家のお母さんが子どもにプレゼントするためにお父さんの靴下で作ったものが元祖ということです。)
「めんどくしぇ」から生まれた人と人をつなぐおのくん。あなたもぜひ会って里親になって!と呼び掛けています。
おのくん関係のホームページ等 http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170311/Jprime_9223.html
https://ja-jp.facebook.com/onokunpages/ http://4travel.jp/travelogue/11029860 http://socialimagine.wixsite.com/onokun
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