【マヤ暦 K 161 赤い地球 音5】陽斗2歳の誕生日

今日は陽斗の2歳の誕生日。

今、寝入ったものの、

咳き込みが酷くて目が覚めた。

苦しくて泣くから、

娘がおんぶしている。

咳き込む姿を見ていると、

娘が喘息で入院していた時のことを思い出して、

私は怖くなってしまう。

酸素テントに入った夜や、

眠れなくて病院の廊下を徘徊した夜を思い出す。

でも、娘は、ただ今のことだけを考える。

「大丈夫、私でも治ったんだから、

　ハルくんもそのうち強くなるよ。」

そう信じている。

私は、あの頃、

「やっぱりこの子は死んでしまうのかも。」

そう思いながら娘を眺めていた。

これは、ある意味、

そう願っているようなもので、

その念を娘に送っていたのかもしれない。

心配は呪いの言葉に匹敵するパワーを持つ。

駅で野宿をした経験を持つ娘は言う。

「大丈夫。私はマックでも寝れるくらいだから、

　ハルくん背負ってでも寝れる。」

そうか、辛い経験も自信につながるのか……。

あの頃、娘の易は「天沢履(てんたくり)」だった。

・はじめを曖昧にすると

　後で大きな不安が生じる。

・危険な状態になっても、

　必ず助けられる。

前、書いたノートにこう書いてあった。

確かに、その通りになった。

・体験が宝となる。

・その後の人生に大きく影響する。

今、まさにそうなっている。

その頃、彷徨った辛い経験が、

娘の強さたくましさとなり、

自分に対しての自信になっている。

つまり、私の「この子はやっぱり死んでしまう」

と言う恐ろしい呪文を

体験で吹き飛ばしたのかもしれない。

25年前、３日が峠と言われていた娘が

いつの間にかたくましい母になっていた。

これも生まれて来てくれた陽斗のおかげ。

妊娠3ヶ月で野宿して、

それでも生きてくれていたたくましい命。

今日は陽斗の誕生日。

2歳の誕生日を祝う予定ではなかったが、

先週からの咳が続いて予定変更。

予定していたお出かけができなくなった。

居酒屋のデリバリーを頼んで、

急遽2歳の誕生日会。

1皿1000円の2皿分

後は頂き物を組み合わせ。

いつもとちがう雰囲気に陽斗は大興奮。

まさか、こんなに喜ぶとは思わなかった。

娘の友人のあゆみさんも来てくれた。

大興奮で走り回った陽斗は、

リンゴジュースでタポタポだった上に

咳き込んだから、

思いっきり吐いてしまった。

それでも嬉しくて駆け回る。

大好きなアップルパイの上に書かれた

「はるくん、お誕生日おめでとう」

去年は何にもしてあげなかったな……

と思ったら、まだミルクを飲んでいたんだった😆

この一年の成長は早いなあ。

生まれていてくれて、ありがとう。

長崎の「ひなたの匂い」の大石さんが

送ってくれた大島トマト。

「いいお顔」までできるようになったよ。

もうすぐ２３日が終わる。

よかった。

陽斗は静かに眠れているようだ。

☘️5月24日(月)☘️〜マリマヤ便り〜
K161 赤い龍・赤い地球・音5
命に向き合い人生を変える「赤い龍」
心の絆を大切にする「赤い地球」
中心を定めた時に底力を発揮する「音5」

生きることに真剣になる日。
子供の頃のように、
純粋な気持ちで生きてみよう。
よい口癖を身につけることで、
人生の方向が変わってくる。