KEIのJOY!日記

日々の暮らしや食生活、子ども(1人+1匹)、読書について気ままに綴っていきます。基本コメントには返信しません。

忍者小説「忍びの国」

2018年03月16日 | 本、雑誌、新聞
和田竜(りょう)さんの作品、「忍びの国」を読みました

和田さんの作品は「のぼうの城」を読んでいて「忍びの国」も気になっていました

2017年に、嵐の大野智くんを主演に映画化されました。
映画は見ませんでしたが、主人公「無門」のキャラによく合ってると思います

史実に基づき「天正伊賀の乱」を、伊賀の側から描いた物語です

<ストーリー>
時は戦国。織田信長は次々と諸国に戦を仕掛け滅ぼし、勢力を拡大していました。
天下統一を目前にしていた織田信長でさえ、手を出さなかった国が伊勢の隣国、伊賀。
伊賀に住むのは人を人とも思わぬ人でなしの忍者衆で、情や主君への忠誠心は全く無く、金だけの為に動く「虎狼の族(ころうのやから)」と呼ばれていました。
その伊賀の国で、伊賀一の腕を誇る凄腕だが無類の怠け者が「無門」と言う。
「無門」が唯一頭が上がらないのは、美人な女房の「お国」(正式には女房では無い)。

「無門」は伊賀攻略を狙う織田信雄軍対伊賀忍び軍の戦い(天正伊賀の乱)へと巻き込まれていく。
圧倒的兵力の織田軍に奇妙な技を使う忍者達。その戦いの結末は?無門の運命は?


忍者を主体とした本格的な小説を読んだことが無かったので、面白かったです
アニメで見たような忍びの術や隠れみの術、手裏剣や刀の使い方、歩き方や話し方にも術があり、相手の心を惑わす術まであります
忍者が好きな方にはオススメの小説です

最初は少し読みにくいですが、徐々に慣れます。
戦いが始まってからの物語の進み具合が早く、惹き込まれます
今までの歴史小説とは違った見方からの戦国。
気になった方は読んでみて下さい

今週もお疲れさまでした
花粉はまだまだ飛び回っていますが、楽しい週末をお過ごしください


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