『陽当たりまぁまぁ』

事実に惹かれ、事実に学ぶ

「大切な時 その2」

2011年12月27日 | ようこそ写真館へ

こないだ書いたカヌーの話の続きを書きまフ。

次男は水深30cmを見る余裕もなく、「ボクの人生ここで終わっちゃう~っ!!」

ギャ~ギャ~叫んで悪態つきながら必死にカヌーを漕いでた。

その後ろでバランスをとりながら必死に漕いでたわし

それでもマングローブにぶつかったりしてかなりのヘロヘロ。

ガイドさんが、「もうここで半分まで来ました~。」

(は、半分?!)

ど~考えても帰りの事を考えると次男がもたん。

彼に聞いたらやっぱり無理だって言うんで自分で申告させた。

「スイマセ~ンボクもう限界です。」

わしらはリタイアしてガイドさんは長男とダンナの乗ったカヌーと一緒に上流へ。

 

帰りは安心したのか次男は落ち着いてカヌーを漕いでた。

陸に上がってから次男に、とくとくと話をした。

最初に写真を見せて確認とってたからいきなり参加させた訳じゃないこと、

ガイドさんも水深の浅さを説明してたこと、

まわりが何度言っても彼がパニクって浅さを確認できなかったこと、

そんでもって「カヌー考えた人死ね!」とか失礼な事言ったこと、

あんなに騒いで、他に参加者がいたらどえらい迷惑だったこと等々話した。

「アンタが戻りたいって言った時に戻ってたら、機嫌よかっただろうし

   簡単だしママも楽だったけど、それってよくないと思う。」

「ある程度まで頑張らなきゃね。」

(あれ?・・・分かっとんのかい。)

「家でwiiのリモコン振ってカヌー漕ぐんじゃなくて、実際に自分で漕いでみて

   結構力がいるとか、思ったように進まないとか、それでも進む経験が大事

   なんじゃないの?親としてもそういう経験をさせたいし。」

「ゲームは、本当じゃないもんね。」

(あれあれ?)

ほいで、半分まで行った時点でこれ以上は無理だと思ったし、

ここ迄できたら充分だと思ったから戻った話をした。

「ママ、大好き

コメント
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