山と蘭と恋の華

山登りを楽しみながら、趣味で洋らんを育てています。
時々、日常の出来事や美味しい食べ物の話題をブログに綴って行きます。

Dendrobium devonianum(デンドロビウム デボニアナム)

2024-09-29 09:48:15 | 日記
2024年9月29日(日)曇り空
外の気温は22℃
いつの間にかセミの鳴き声も聞こえなくなってしまいました。
でも、時々 ツクツクボウシの鳴き声が聞こえて来ます。

今日は、暑くもなく寒くもなく丁度良い陽気です。
まだまだ湿度が高くて気温が高い日が時々有ります。
それでも 時折吹くカラッと乾いた秋の風が心地よく感じます。

少しずつ秋の気配を感じます。
でも今年の秋も短かそうです。
秋らしさを感じずに冬がやって来そうです。
年々 日本の四季が薄れて行く様に思います。
9月も後1日だけど来月10月も気温が高めの予報になっています。

Dendrobium devonianum
デンドロビウム デボニアナムが咲いてます。
ポツンと一輪だけ咲いてます。

原産地は中国、 ヒマラヤ 、ブータン 、タイ、ラオス 、ベトナム 辺りらしいです。
実際に行った事が無いので どんな所なのか?どんな環境なのかサッパリ分かりません。

国際園芸さんから買って育てています。
育て始めて3年位経ったかな?たぶん?
今回初めて花が咲きました。

咲き初めはこんな感じです。
最初は花が小さくてシャープな雰囲気です。

花の大きさは5.5cm
開花して すでに一週間以上咲いてます。

スッと細長く伸びたバルブの長さは37cm

色の配色がお気に入りです。
リップの周りを覆っているモジャモジャのフリルが特徴的です。

時間が経って咲き進んで行くと全体的にボリュームが出て来ます。
(咲き始め)

咲き始めの花と、咲き進んだ後の花を比較すると かなりの変化が見られます。
    (咲いて時間が経過した花)

花には それぞれの原産地等で多少の個体差がある様に思います。

現在、株元から新芽があちこち伸びて来ています。


炭化コルクに水苔を付けた状態で育てています。
国際園芸さんから買って.そのままの状態で育てています。

素焼き鉢水苔植え、ヘゴ、コルク着け等より、この方法がベストな様に思います。
この植え方が乾燥と湿度のタイミングやバランスが丁度良いみたい。

原産地の標高が500m~2000m辺りに自生地が有るらしいです。
なので夏は少し暑がるみたいな感じです。
何ヵ所か蕾が出たけど 気温が高すぎて高芽になってしまいました。

高芽の新芽から根っ子が伸びて来ています。
もう少し根っ子が増えたら 切り離して水苔に植えて見ようと思います。

他にも蘭の花が咲きました。
Aeranthes ramosa
エランサス ラモサ
此方の蘭も国際園芸さんから買って育てています。
もうずいぶん長い間 我が家に居ます。



季節外れのセッコクも咲いてます。

ホヤの花も咲いてます。
金平糖みたいな感じです。

気温が高い間は、ずぅーっと咲き続けます。

原種の胡蝶蘭も咲いてます。
株元の方から順番に咲いて行って、一度に全部の蕾が開いて咲き揃う事はありません。

庭で咲いている花に飛んで来たアゲハチョウ。


ハイビスカスとアゲハチョウ

いつもご訪問ありがとうございます。
皆さん体調管理に日々気を付けてお過ごしください。















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Coryanthes triforiata(コリアンテス トリフォリアタ)

2024-09-22 10:26:43 | 日記
2024年9月22日(日)雨
時折 強くザーッと降ったり風が吹いたりしています。
外の気温は25℃
気温は下がったけど 湿度が高くてジメジメしている感じです。

今日は秋分の日🎌
暑さ寒さも彼岸まで
異常な程 長く続いた猛暑日もそろそろ一段落かな?

地球規模で広がっている気候変動の影響が世界中で起こっています。
台風14号から変わった温帯低気圧と秋雨前線が、一体化して日本海側を通過しながら各地に大きく甚大な被害が起きています。
今年の元旦に大きな地震が発生した石川県能登地方は、河川の氾濫や土砂崩れで大きな被害が出ています。

中央ヨーロッパ各国でも各地で嵐による豪雨の被害が出ています。
ヨーロッパでは台風やハリケーンと言う表現はしないのかな?
今回大きな被害をもたらしている嵐を「大嵐ボリス」と言う表現をしています。
ルーマニア、ポーランド、チェコ、ドイツハンガリー等
ドナウ川周辺で河川の氾濫による洪水被害が出ています。

ドナウ川はドイツから欧州10ヵ国を通り黒海へ流れる全長2860kmの(悠久の大河)
悠久とは「変わらず続く事」
日本列島より少し短い長さの凄く長くて大きな河川です。

オーストリアのアルプスの麓では9月に雪が降っています。

もう本当に気候がグチャグチャになっています。

   【我が家で咲いた蘭の花】
Coryanthes trifoliata
コリアンテス トリフォリアタ
コリアンテス属
別名バケツラン
中米コスタリカ、パナマ付近から南米コロンビア、ペルー辺りの熱帯林に30種類位が分布しています。

南米ブラジルに拠点を置くベラビスタオーキッドと言う らん屋さんが有ります。

今回咲いたコリアンテスは、現在 女性のオーナーさんが ベラビスタオーキッドジャパンと言う形で活動している らん屋さんから買いました。

9月18日(水)に咲きました。
カメラの設定を少しずつ変えて色々な雰囲気で撮って見ました。


2つの花が向き合って咲いてます。
どうしてなんだろう?
何だか不思議です。
小さな鳥が羽を広げて向かい合って飛んでいる様な姿にも見えます。
蕾が裂けて開花が始まった所です。
朝の日差しが差し込んで ランプシェードみたいな雰囲気になっています。


蕾の時はこんな感じです。


クシャおじさんみたい?
皆さんクシャおじさんって知ってます?
気になった方は検索して見てください。

もう本当に人面的な雰囲気が有ります。

咲いた花を横から見るとこんな感じです。

花寿命は数時間位かな?
完全に開ききった数時間だけ良い状態で花が見られます。

写真を撮っていたらカメムシが飛んで来ました。

ほんの少し 松ヤニ の様な匂いが有ります。

正面から見るとこんな感じです。
フサフサした毛の様な物が生えている感じです。
実際に指で触って見ると 何となく毛の様な質感が伝わって来る感じです?

アップにすると何だかちょっと怖い感じ⁉️
別の生き物の口みたい⁉️

スッと長く伸びた花茎の長さは45cm
花の大きさを計ろうとしたけど 何処をどう計って良いのか良く分からなかったので計測は止めました。


珍しくて貴重な蘭の花が見られて幸せです。
自分で育てないと絶対に見られる機会は無いと思います。
花寿命があっという間なので。

先週の20日(金)は池袋サンシャインで開催された植物のイベントに出掛けて来ました。
平日だと言うのに大勢のお客さんで賑わっています。

様々なお店が出店されています。


国際園芸さん

ワカヤマオーキッドさん
和中さん遠路遥々大変です。
帰り道も気を付けて帰ってください


面白い
エスカルゴの殻みたいな物に植えて有ります。

観葉植物も沢山売っています。


エアプランツの種類も豊富に並んでいます。



洋らん展や こう言う植物のイベントに来る人の年齢層も様々です。
最近は特に若い人や女性のお客さんも増えて来ています。
会場内に活気や熱量を凄く感じます。


初めて見る様な植物も沢山売っています。



北軽ガーデン
今回は、ここで1つ買い物をしました。
丁寧な接客と丁寧な言葉使いが 買い物をしていて心地良い気分になります。

楽しい趣味の時間を過ごしました。
ありがとうございました。

いつもご訪問ありがとうございます。







































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キベリタテハに出会えました。(富士山6合目)

2024-09-15 22:01:13 | 日記
2024年9月15日(日)曇り空時々晴れ間
9月も中旬だと言うのに 相変わらず30℃以上の厳しい暑さが続いています。
遠くにある台風13号から流れて来る湿った空気の影響なのか?
昼間はジメジメと湿度が高くて蒸し暑い感じです。
夜になっても25℃以上の熱帯夜です。

今日は夏の間 暑くてサボっていた山歩きに出掛けて来ました。
富士山の6合目 標高2700m迄登って運動して来ました。
登山道の途中でキベリタテハに出会えました。

下界はフワフワした綿菓子の様な雲に覆われています。


6合目にある瀬戸館

標高2700m
ここまで登って来ても湿度が高くて蒸し暑く感じます。
それでも気温は19℃~20℃
立ち止まって休んでいると時折吹く風が冷たく感じます。


富士山の山小屋

瀬戸館はまだ営業していました。

気圧が低いから ポテトチップスの袋がパンパンに膨らんでいます。
今にも破裂しそうな位パンパンです。
標高2700m辺りではまだ高山病になる危険は有りません。
しかし標高3000mを越えて来ると血液中の酸素濃度が下がって来て、吐き気や激しい頭痛の症状が出て来ます。
深呼吸をする事と更に水分補給が大事です。
以前 山頂3777mまで登った時に軽い酸欠と頭痛の症状が出ました。

ちょっとキノコ観察
ベニテングタケ




トリカブトの花

登山道を歩いていたらキベリタテハが飛んで来ました。
標高2700m付近の登山道にて。
自分の頭の周りを飛んでいます。
追い掛けると逃げるけど じっとしてその場に止まっていると近くに寄って来ます。
パサパサと乾いた羽音を立てて飛んでいます。

木の枝や葉っぱには止まらずに地面に降りて止まっています。
たぶん地面に染み込んだ水分を吸って居るのかも?


これは砂走の下山道の途中で見かけたキベリタテハです。
朽ちた大きな木に止まっています。
貴重なキベリタテハに出会えて良かった。

フジアザミの花とクジャクチョウ

フジアザミの写真を撮っていたらクジャクチョウが飛んで来ました。

フジアザミの自生地が どんどん広がっている様に思います。

残雪の洞窟


来週は秋分の日
そろそろ涼しくなって秋らしくなって欲しい。


いつもご訪問ありがとうございます。



















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Encyclia phoenicea(チョコレートの香り)

2024-09-08 19:34:00 | 日記
2024年9月8日(日)薄曇りの1日
昼間は相変わらず湿度が高くて蒸し暑くて 気温も30℃以上の厳しい暑さが続いています。
辺りはすっかり夜の戸張が降りて真っ暗です。
9月に入ってセミの鳴き声が少なくなって来ました。
ミンミンゼミ、ツクツクボウシが過ぎ行く夏を惜しむかの如く 最後の力を振り絞って鳴いています。

早く涼しくなって欲しい。
でも夜は気温が下がって涼しくなるから ちょっと嬉しいな。

Encyclia phoenicea
Chocolate orchidの愛称が有ります。
エンシクリア ポエニセア?フォエニセア?
なんて発音するのか?
ちょっと良く分かりません
スミマセン

原産地は中米バハマ、ケイマン諸島に自生地が有ります。

カリブ海に浮かぶイギリス領土です。

滋賀県にある久栄ナーセリーさんから小さな苗を買って 育てて今年初めて花が咲きました。

スラッと長く伸びた花茎の長さは
右側の花茎が66cm
左側の花茎は43cm



1花茎から6輪~7輪咲いています。
花の大きさは3.5cm
この花の特徴は なんと言っても甘いチョコレートの様な香りです。
これは凄い‼️
本当にチョコレートその物の香りです。
ココアパウダーの匂いにも似ています。
まぁ、元々ココアパウダーはチョコレートの原料等で同じ匂いなのは当然です。
とにかくチョコレートその物の匂いです。

外に出て花を眺めていたら チョコレートの様な甘い香りに誘われて イチモンジセセリが飛んで来て蜜を吸い始めました。







花色は地味な感じだけど本物のチョコレート その物に近い甘い匂いと香りで存在を主張しているランの花です。

もう少し遅く咲いてタイミングが合えばオーキッドワンクラブの洋らん展に展示出品したかったけど。
残念‼️
なかなか思う様に行きません。

オーキッドワンクラブフェアin札幌は本日が最終日です。
3日間お疲れ様でした。

いつもご訪問ありがとうございます。

まだまだ厳しい暑さが続きそうです。
皆さん体調管理に気を付けて日々お過ごしください。
      追伸
急速に発達した超大型台風11号ヤギは中国海南島に上陸して 甚大な被害を出しながら勢力を弱めながら南シナ海を西へ進んでいます。


日本列島もまだまだこれから台風がやってくるかも?
























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イランイランの花が咲いています。

2024-09-01 19:23:55 | 日記
2024年9月1日(日)不安定なお天気
今日は防災の日
地区の防災訓練の予定だったけど台風10号の影響で中止に。
ゆっくりした速度の迷走台風10号の被害が各地で出ています。
台風から遠く離れた神奈川県も 線状降水帯が発生して記録的な大雨が降りました。
ニュースで遠隔豪雨と言う表現をしていました。
初めて聞いた言葉です。

外は早くも薄暗くなって来ました。
ずいぶん夕暮れが早くなって来ています。

9月に入りました。
一頃に比べると少し気温が下がって来ています。
でも、やっぱり昼間は湿度が高くて蒸し暑さが続いています。
昼間は相変わらずセミの鳴き声が賑やかに響いています。
8月の後半からはツクツクボウシの鳴き声が目立つ様になって来ました。

夜は秋の虫が涼しげな声で鳴いています。
秋の虫の鳴き声は寂しげにも感じます。
過ぎ行く夏を惜しむかの様にも感じます。
秋の夜長は何だかセンチメンタルな気持ちになります。

我が家では 今年もイランイランの花が咲いています。

我が家に来てもう5年位経つかな?
近所の花屋さんで買って今日に至っています。
寒さには弱いので 冬は洋らんを育てている小さな温室の中に居ます。
でも買って来た数年前より神奈川県の冬の環境にも馴れて来た様にも感じます。
以前は、冬の寒さには耐えられなくて葉っぱが全部落ちてしまったけど、冬になっても葉っぱが落ちずに冬越し出来る様になっています。

あちこちに沢山蕾を付けています。

原産地はインドネシアのモロッカ諸島らいです。
現在はマダガスカルやレユニオン島等で多く栽培されています。

我が家では鉢植えで育てています。
現地では火山灰地や海岸に近い砂地の環境に自生しています。

水はけの良い用土を好みます。
我が家では観葉植物用の土を使って育てています。
水は用土がしっかり乾いたら たっぷりあげます。




淡い黄緑色から徐々に帯状に垂れ下がって 黄色い色へ変化して行きます。

そして、花弁の付け根が茶色く変化して来る頃になると 甘く官能的な香りを放ちます。

花弁の中心が茶色く変色しています。

CHANELや他にも色々な高級香水の原料として重宝されています。
現地では摘み取った花を(水蒸気蒸留法)で香りを抽出してアロマオイル(精油)になります。
抽出した精油はエクストラ、ファースト、セカンド、サードの4段階に分けられます。
一番搾りのエクストラは濃厚で甘い香りが強く高級香水に使われています。
そのエッセンシャルオイルと他のアロマを混ぜて香水やルームフレグランスになります。

2枚の写真はダウンロードした画像になります。

ルパン三世に出て来る峰不二子やマリリン・モンローなども イランイランのフレグランス(香水)を好んで使っていたらしいです。

クレオパトラも愛用していた事は有名です。

我が家で咲いているイランイランの花にタテハチョウが飛んで来ました。
甘い香りに誘われて飛んできた様です。

くるくると巻いてある長い吻を伸ばして蜜を吸っています。





偶然撮れた貴重なシーンだと思います。

まだまだ蕾の部分が有ります。
今月いっぱい位は あの官能的なイランイランの香りを楽しめそうです。

いつもご訪問ありがとうございます。














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