2020年3月23日(月)天気は鈍より曇り空☁️
くぬぎ林の森に入ると良く見付かります。
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変わった色彩のシュンランを見付けました。
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日本の里山に咲く野生らん。
外は寒々しい鉛色の風景が広がっています。
染井吉野の桜の開花もかなり進んで来ています。
三寒四温、花冷え、春の気紛れなお天気が続きます。
(土)は内陸部や奥多摩辺りでは25℃を越える夏日になった所もあったみたいです。
そうかと思うと、また急に寒くなったり😅
昨日は風も強く吹きました。
まだまだ残る杉花粉が大量に飛散してハクション🤧
そんな1日😷
彼岸の入りも過ぎて、極端に強い冷え込みや寒い日も少なくなって来てはいます。
ただ、朝の最低気温はまだまだ一桁まで下がる時もあります。
昼間の最低気温が10℃以下になる事は、無くなって来ました。
それでも、まだまだ寒暖の差が大きい季節です。
まだ3月です。
3月と言う季節の現実の寒さが、時々戻って来たりします。
今日のブログの内容は日本の里山に咲く野生のらん。
「シュンラン」の話題になります。
Cym.goeringii
シンビジューム ゴエリンギー。
読み方合っているかな?
発音が良く分かりません?
今年もあちこちの里山に出掛けて、シュンランの写真を撮りに行って来ました。
くぬぎ林の森に入ると良く見付かります。
夏の季節は「くぬぎの葉」が生い茂って良い感じに遮光されています。
そして冬になって葉が枯れて落ち葉になる頃、木の枝の間から枯れ葉が積もった林床を冬の柔らかな陽射しが差し込んでいます。
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変わった色彩のシュンランを見付けました。
細長い葉の間から後ろの方で咲いています。
左側の葉を少し倒して写真を撮りました。
この個体はとても良い香りがします。
東洋蘭の仲間「寒らん」と同じ香りがあります。
上品で気品のある香りを放っています。
花弁に赤茶色のストライブが入ります。
更紗花の系統に雰囲気が似ています。
ここのエリアは、種から育っている小さな実生苗が沢山生えているエリアです。
実生苗が多いと、その中から奇形花や色彩の変異した個体が出る確率が高くなります。
今回見付けたこの個体も、その中から咲いた1株だと思います。
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日本の里山に咲く野生らん。
宅地造成や道路の延長等で、里山の風景が見られる場所も年々少なくなって来ています。
シュンランが自生出来る場所が、どんどん少なくなって来ています。
来年も見られると良いけど⁉️
自然を守るのも破壊して行くのも人間です。
カリフォルニアで水墨画の講師をしています美千代ともうします。
日本の植物(特に日本固有種を好んで)題材に絵を描くことがほとんどですので、ウエブ上で植物の写真をみて植物の構造や、特性を勉強してから描くようにしています。
日本春蘭について調べていましたら、貴殿のページに偶然たどりつきました。山野に生えている自然な感じが素晴らしいと感じました。
日本の独特の土地でしか見ることができない 貴重な植物を紹介していただき、なつかしい思いで見させていただきました。
このような野生の春蘭の自然はそっとしておいて、いつまでも生きていてほしいです。
四季のないサンディエゴに住んですでに29年。。。レスキュー猫が10匹いますので、(みんな健康に問題あり、日々の健康管理が必要です)日本に帰国訪問も約20年していません。
砂漠気候ですから植物は給水システムを作って水をあげないとほとんど育ちません。植物や鳥や昆虫の種類も日本に比べるとほんとうに限られたものしかお目にかかれません。
そういうわけで、植物の勉強はウエブサイトに載せられている日本で撮られた写真が唯一の頼りです。
くぬぎ林にひっそり咲いている春蘭の写真の感じを水墨画を描くのに少し使わせていただいてもかまわないでしょうか? もしよろしかったら、その旨、お返事くださいますと嬉しいです。Eメールは
ramonacatcat@gmail.com
です。
ちなみに、墨絵を教えている生徒たちは、州立のコミュニティカレッジに生涯教育の一環で学んでいる人々で、100人ほどの生徒数です。ほとんど初心者ですが、日本人の生徒さんも少しおられます。
オンラインのズームでの授業です。
本当に素敵な写真を載せていただき、感謝しております。
美千代