神戸市立博物館で開催されている’松方コレクション展’に行って来ました


『本格的な西洋美術に触れることができなかった日本人のために、
上質の美術作品を日本に紹介したいと考え、第一次世界大戦中の1916年から
1927年までの11年間、私財を投じてヨーロッパで精力的に美術品を収集』・・・解説書より
奇特な方ですね~松方さんの名前は生まれも育ちも神戸のうさぎは幼い頃より
知っていました⇒きっと川崎重工や神戸新聞に関係する実業家だったからかしら

『1927年に勃発した金融恐慌のあおりを受け、日本にもたらされた1300点に
およぶ作品は散逸を余儀なくされました。関税の問題から日本に運ぶことができず
フランスに残され第二次世界大戦をくぐりぬけた絵画・彫刻370点のコレクションは
戦後、交渉を重ねて1959年19点を除いてフランスから「寄贈返還」されました。
今回の展ではフランスに留め置かれた19点のうちのロートレック、ピカソ、スーティン、
セザンヌ、モローの5点の作品が公開されます。』・・・解説書より
19点はどうして留め置かれたのでしょうね

14点は貸してもらえないのかな
『美術館建設を夢見ながらも一大コレクションの散逸を防ぐことができなかった
松方幸次郎の叶わなかった想い、夢の軌跡をあとづけるまたとない展覧会』・・・解説書より
だそうなんですが、建前と本音で考えると

建前

上質の美術作品を日本に紹介したい

本音

外国の文化の爆買い⇒投資

な~んて考えるのはうさぎの了見が狭いって事ですね


了見が狭い

はさておきバラエティに富んだ素晴らしい


展でした。
ポスターになっている『庭に座る女』を描いたロートレック、どんな画家かとググッてみれば
なんとも悲しい人生を送った人だと知りました

ひとつ賢くなりました
美術鑑賞の前に秋のパチャにて

ランチ、季節感あふれるしつらえとメニューに
次回の利用が楽しみです