宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
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生命の流れについて(2)

2023-11-20 11:47:03 | 祈り
     (前日からの続き)
そこで、この生命の流れというのは、単に
この世での70年80年というみじかい時間の
過ぎゆきばかりを指すのではありません。
本当をいってしまえば、私のなかに
流れている生命も、ずーっと、生き通しの
生命なんだから。

そういうことをいうと、先生、人間は死ぬ
じゃありませんかと、きっときいてくる人が
ある。

勿論死にますよ、みんな死ぬ、けれども、
それは、私にいわせれば、肉体を離れる
だけなんだ。
肉体生活をおえるだけなんです。

生命というのは、そんな何十年のちゃちなもの
じゃなくて、宇宙が創造された時から、ずーっと
流れつづけている、生きつづけている
ものなんです。

生命には死というものがない、キリスト教で
永遠の生命というけれど、本当にそうなんです。

宇宙のはじめからあるこの生命は、神様、
宇宙神からわかれてきて、段々段々分かれて
私たち人間一人一人に分かれてきた。
だから私は、人間というものは、神の
分御霊(わけみたま)、分生命(わけいのち)
だというんです。

さあそこで、はい、じゃあ、そうして、
神様から私たちに分かれてきた生命があるん
だったら、あなたは、その生命をみたことが
ありますかときかれたら、さあ、どうします?
みんな、困ってるけど、それは、私が、生命
というものの本体、本質を説いて、宇宙の
はじめまでさかのぼったものだから、みなさんの
生命に対する考え方が、今、えらく遠大に
なってるのね、肉体の想念迄もどるのに、時間が
かかっているわけです。
よくコメディーやなんかで、おやあなた
生きてるんですか、といわれて、みれば
わかるでしょうといい返してるのがあるけど、
生命があるから、こうして生きていて、自分が
いるんだということね。

けれど、自分がここにいる、きいている、
それは生きてるからだということはわかっても、
じゃあ、その一人一人の肉体と心に働いて、
私たちを突き動かしているいのちをみたことが
あるか、と、こうきかれるとみんな
考えちゃうのね。

そこで、いいですか、生命というのは、
みなさん一人一人のなかに在って、宿っていて、
みなさんを動かしてるわけです、生かしてる
わけですね、ここまでわかりましょう。
         (つづく)