宇宙(そら)は家

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五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
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神 の 心(1)

2023-11-22 07:02:51 | 祈り
神の心、神様の心というのはどんなものか。
この世の中には、不幸なことが絶えないと
みんなおもっている。
事実、病気になる、貧乏になる、こんなに
一生懸命やっているのに、ちっともよくない。
そこで神様なんているのかしらというおもいに
とらわれちゃう。

神様がいるとしたら、神様はこういう現実を
みて、みながら、どう思ってるんだろう
と考える。
果ては、神様に心なんてあるのかと
思ってしまう。

しかし、ここで、わたくしははっきり
申し上げますが、神様の心というものは、ただ
もう人間を愛する愛一元、光一元の心
なのであります。
この世的にみれば、病気になった、あるいは
貧乏になったということはあります。
そういうことは出てきます。
しかし、それは、一つのあらわれであって、
いつもわたくしが申しておりますように、
過去世の業が、今、消えてゆくためのあらわれ、
消えてゆく姿なのである。

神様というものには、全く、愛以外のものは
ないのであります。
宇宙は、神の深い深い愛によって成り立って
おり、この地球も、また、私たち、地球人類の
一人一人も、愛によって、この世に押し出され、
役目をおびて生まれてきた存在なのであります。
その役目は、一人一人が神の光を、この世に
ふりまいてゆく、光と光をつなぎ、光を結ぶ
という役割でありますが、波動の粗い肉体を
まとって生きるうちに、人間は、本来
持っておりました自由自在心を失い、その粗い
波動の中から生まれてくるおそれや、
かなしみや、やり切れなさ、あるいは欲
といった業想念を自分自身だと思いまちがえて、
今日に至っているのであります。
どの世界に行ってもそうでありますが、
一体、天災や、不幸といわれるものが、
どこから生まれてくるかというと、それは、
我々人間一人一人の想い、こうなるにちがい
ない、こうなったらどうしようという
とらわれの心に満ちた想念から生み出されて
きたものであります。
                  (つづく)