宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

(漢詩)無 題(九)

2021-11-20 07:55:45 | 祈り
一粒之麦込生命是如微妙
神之相風中其意在


一粒の麦に込められたる生命
この如く生命は微妙なり
神のすがたは風のうちにも
そのこころあり



一粒の麦にも微妙な生命(神の神秘)は
込められ、いきづいている。
このように、生命というものの奥深さは
実はどこにもひそんでいるものなのである。
神のすがた、そのこころは、吹く風の
なかにもたずねようとおもえば、ながれて
いるものだ。

(漢詩)無 題(八)

2021-11-19 07:29:53 | 祈り
宇宙者生之生命之流
本体人者是流之中在自為
光観放其光以大我帰


宇宙は生(いき)の生命のながれ。        
人の本体はこの流れのうちに
ありて自らを光と観じ光となす。
其の光を放ち、もって大我に
帰す。



人間の本体は、この生命の大河の
流れの中にあって、自らを光とみ、
自らの光を放ちつつ、その光にも
とらわれることなく、宇宙神の
おおみこころへと帰ってゆくものなのだ。

(漢詩)無 題(七)

2021-11-18 07:38:53 | 祈り
真者支魂
真者人之心之柱為
美者是等含
是等超一物也


真(まこと)は魂を支え、
真は人の心の柱となる。
美はこれらを含み、これらを
超えた一物なり。



神に対する真実と人生に対する
真実とは、人間のたましいの支え
であり、またゆれやすい心の柱
となる。

美というものは、この真実を
包含し、さらにやさしく、これらを
やわらかにこえたところにある
ものなのだ。

(漢詩)無 題(六)

2021-11-17 11:39:52 | 祈り
天声自澄喜
命者之従歓
自在心何処
汝裡光道導


天の声は自ずから澄みて
生命を喜ぶ者は、この歓びに従う。
自在心は何処。
汝が裡に光りて道を導く。



神界のひびきはおのずから澄んで、神に
生かされている生命を喜ぶ人間は、この
神界のひびきが澄みきわまっていることを
よろこばずにはいられない。

自在心はどこにあるかといえば、それは
一人一人の心のなかに光って、神界への
ひびき──すみきわまった世界への道へと
みちびいているのだ。

(漢詩)無 題(五)

2021-11-16 05:27:04 | 祈り
日光月光
倶神生命
人間一節
与分生命
者光体


日光も月光も倶に神の生命。
人間は神よりの分生命一節
であり、神よりの分霊。
人間は光体。



日の光も、月の光も、神とともにある
生命である。
そのように、神からわかれてきた人はまた、
神よりの分生命であり、分霊であり、人と
いうものは、とこしえの光明体なのだ。