昼は、ＧＷ営業していた鮨屋「め組鮨」でランチ寿司を食べることができた。

2016-06-24 06:27:22 | 鮨

　コールデンウィークは、多少営業時間が飲食店でも変わる場合が多い。一般の人は、休めて良いが、飲食店の方々は、１週間or１０日程度休むと売り上げにも響いて来るであろう。昼の時間、ある程度時間に余裕があるので、少し遠方まで車を走らせてもらう。依然あったと思う寿司屋の前を通れば、暖簾が出されている。店頭の立て看板にランチの紹介。入ってみた。

　屋号は「め組鮨」。大きめの建物の鮨屋、水曜日の仕事が多いが、通常はランチ時あいていない。聞けば、やはりゴールデンウィークの変化で、珍しく営業しているという。助かったのは私。握りは1000円のようなのでお願いする。ランチももう終了の時間だったらしく、丁度良いタイミングだったようである。

　店は、時間も過ぎていたこともありすいていた。親方は夜の仕込みをしていたが、私の姿を確認すると、対応してくれた。聞けば、この近くの大学アルバイトを雇っているという。私の仕事を言えば、そこに通っている学生も雇っていたという。これも珍しい偶然、多少人当たりが怖かったご主人とも話が弾んでしまう。

　すぐに私の鮨が提供された。鮨だけではなく、香の物・味噌汁・茶碗蒸し(豆腐)、デザートまで付く。セットのような状態になっていた。味噌汁は大きめのハマグリが入ったもの。薄味に仕上げられていたので、風味が十分感じられた。さすが寿司屋の汁である。香の物は、白菜の塩漬け、自家製であろう優しい味に仕上げられていた。タマネギも添えてあった、なにかさっぱりしていた。

　その都度、提供される鮨はありがたい。まずは①巻物。ネギトロとかっぱが３個、計６個。当然作り立て、海苔風味も損なわれていない。優しく巻かれているので食べやすい。シャリの具合も良いのだろう。握りは、②まぐろ(中トロ)③鯛(白身)、色合いもよい提供、見ただけでもおいしそうである。まぐろは、細かい差しがきれいに入っていた。おいしい物だった。

　④生海老もなかなかボリュームのある物。甘みも十分含まれていた。⑤玉子は、良く江戸前で見る物。割った隙間にシャリがつけられた物。最近あまりこの手の玉子にでくわさなったのでなにか、うれしい。おもしろいのは、⑥ボイル海老が出された。海老のコラボ。これもなかなか楽しい。そういえば、⑦マグロももう貫提供されていた。鮨はこれで打ち止め。丁度腹八分目、これくらいの良いのであろう。

　最後他党と思えば、｢コーヒーがある｣という。簡単なデザートとともに、出された。いわば、ランチ寿司のフルコース。十分な、質・量である。水曜日・ランチもあけておいてほしいものである。なにか距離が縮まった親方に挨拶して店を出た。