SUPRO / POKET BASS

手放しました～♪
--
これはずいぶん前に入手したのですが、
ご覧の通りかなりのボロで、程度が良いのが見つかったら買い換えよう
と思っていたのですが、元より日本にほとんど入ってないベースなのでそれも叶わず、
ずーっと持ってたベースです。製造はたぶん60年代。



でもこれ、音いいんですよ。
もちろんイナタイ系の音なんですが、
太く豊かな低音にサスティンの短い、そうウッドベースっぽい音。



１ピックアップ見えますが実はピエゾも内臓。
そのミックスでアタックと太い低音の混ざった見かけからは思いも寄らない、
心なしか箱鳴りもしている様な使える音が出てきます。



ブリッジはブラジリアンローズウッドだそうで。木製の削り出し。
ブっといコードが出て来ているので下の台にピエゾが埋め込まれているものと思われます。

金属カバーのフロントピックアップも真ん中ねじ止め１個という
あまり見たことの無い仕様です。



コントロールは１ヴォリューム、１トーンと思いきや、
１バランサー、１ヴォリュームになっているようです。
トーンは元から期待してない…ってコトでしょうか。



フィンガーレストが２つ付いていますがコレが透明のプラ。
何故ここに凝るのか意味不明ですが、なかなか綺麗なパーツです。



ネックは２点留め…www
スケールは...正確には分かりませんが海外のサイトを見てると26インチ…なんだそうです。



まるでギターの様な大きさで、しかも軽い！



裏のパネルセンターに白いプラで蓋してあって、
そお大きさやカタチから、まさかアクティブ？？？
と、思ったのですが開けてみると、なんの事はない。



割れて空いた穴を塞いでいるだけでした。Σ(-∀-；)

昔紹介したNationalのギターもそうでしたが、
ボディ裏剥ぐとやっぱり穴だらけ。軽いはずです。
コレがセミフォロー的な働きをして音を豊かにしているのかも知れません。



配線もシンプルそのもの。



これはフィンガーレストを止めているネジの先っぽ。
裏に突き出しちゃってます。



ヘッドのSUPROマークは残念ながら欠品。





でもよく見るとその跡がかすかに見て取れます。
焦げ跡はタバコでしょうね。
ペグはギターの物を流用している様です。



なかなか使う機会の無いベースですが一度出番を作ってやりたいですね～♪