既に報道されておりますように、石川県能登地方を震源とする地震が相次いでおり、同県内の珠洲市では5月5日午後2時半すぎに震度6強の揺れにより、死者1名、負傷者30名以上、多数の建物の倒壊などの甚大な被害に見舞われています。被害に遭われた皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。
私は2004年4月から2009年6月までの5年間石川県に在住しておりました。その間の2007年3月25日午前9時41分、能登半島沖の深さ11kmでマグニチュード6.9、震度6強の「平成19年(2007年)能登半島地震」を経験しています。地震そのものの規模は今回の地震とほぼ同じでした。被害も死者1名、負傷者336名、住家全壊609棟といった甚大な被害を受けました。震源地の能登半島北部から私の住まいのあった石川県南部まで150キロほど離れているのですが、部屋の中の固定していない家具が倒れ書籍が散乱していました。上の写真がその時の室内の様子です。地震発生時に、私は出張で東京都内にいたのですが、大急ぎで帰宅したことを記憶しています。その3週間後に支援物資の搬入のお手伝いでボランティアとして被災地で活動しました。
当時の状況を記した本ブログです。
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