博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

多くの人々が相対性理論を好む3

2006年06月07日 | 科学
 せっかく多くの人々が相対性理論に興味を持っているのに、擬似科学本に流れてしまうのは残念です。どうしたらいいでしょう。
 対策としては正当な専門家が分かりやすく説明することでしょう。もちろんそういう専門家もそれなりに大勢います。ガモフ、J.D.バナール、カール・セーガン、アイザック・アシモフ(SF作家としても有名)、フリーマン・ダイソン等々。松田先生もそうした系譜に連なる一人です。私は幼児期からこうした人々の恩恵を多大に受けてきました(もちろん今も)。
 文部科学省も事の重要性を認識して10年ほど前から科学技術理解増進事業として支援するようになりました。サイエンス・チャンネルなどの取り組みがそれです。サイエンスカフェの振興もそうした文脈上にあります。
 一方、情報の受けてである私たちも懐疑的な批判力を養わなくてはなりません。世の中には詐欺に関する様々な情報が溢れているのになぜ騙されてしうのかという問題にも繋がることだと思います。詐欺師は「分かりやすくて」「耳障りのいい」ことを言うわけです。疑似科学本と同じ様子が見て取れるわけです。では懐疑的な精神はどうしたら養うことができるのでしょうか。(続く)




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