
東京大学と言えば、この建物という「安田講堂」(上の写真です)。1921年(大正10年)に起工、関東大震災による工事中断を経て1925年(大正14年)7月6日に竣工したそうですから築100年ということになります。 安田財閥(現在のみずほフィナンシャルグループ、損保ジャパン、明治安田生命保険、東京建物などのルーツ)の創業者安田善次郎氏の寄付により建設されたので、この名称が付されていますが、安田氏の生前は匿名での寄付だったので、この名前で呼ばれるようになったのは、安田氏の死後だそうです。正式名称は「東京帝国大学大講堂」(現在は東京大学大講堂)だそうです。ちなみに安田氏は1921年9月28日に82歳で死去しているため、氏は講堂の完成を見ることなくこの世を去ったことになります。