博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

寒極で摂氏38度

2020年06月23日 | 環境・エネルギー

 報道によりますと、ロシア連邦サハ共和国(シベリア北部)の町ベルホンヤンスクで摂氏約38度を上回る異常な高温が観測されたそうです。この町は同じサハ共和国内のオイミャコンと並んで世界の「寒極」と呼ばれ、北半球で最も寒さが厳しい地域です。19世紀の終わりに北半球における観測史上最低気温氷点下67.8度を記録したことがあります。ただし内陸部にあるため夏と冬、夜と昼の温度差は大きく夏の日中に摂氏30度以上にもなることもあるそうですが、通常の6月の気温は摂氏20度程度だそうですから、やはり異常です。

 心配なことは、シベリアの永久凍土には太古の昔から蓄積されたメタンや二酸化炭素などの温室効果ガスが1,200億トンも溜め込まれていて、これらが一気に大気圏に放出された場合に取り返しのつかない気候変動の発端となることです。

 ソースはこちらです。⇒ https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/北極圏シベリアで38度の異常高温、観測史上最も暑い6月に/ar-BB15RaxL


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