土曜日は庭の冬囲いをしました。
今年の雑草はすごかった。
いかに手を入れていないか
ほったらかしにしてたのか
雑草は猛威をふるっておりました。
今年は(真面目に)球根も何種類か植えました。
。
球根を植えながら わたしは思ったんです。
「球根」って「言葉」みたい。
あ
ことば みたい って
、
(新しい)球根を植えるために土を掘り起こすと
何年も前に植えた(古い)球根が出てきたりします。
わたし が 植えた 何かの 球根
球根の姿だけじゃ
どんな花だったのか
どんな色をしてたのか
記憶はあいまいになって
、
だけど
確かにわたしが植えた球根は
時期が来ると 花を咲かせて
枯れて 消えて行って
土の中で みゃくみゃくと
、
花が咲いたとき思うんです
あぁ あんただったの
きれいだね
そんな感じで思い出すんです
、
わたしが 誰かに 投げかけた言葉って
球根だから
植えたわたしは すぐ忘れちゃって
球根だから
時期が来ると 咲くものだから
思い出すでしょ わたしの投げちゃった言葉
それから
投げかけられた言葉は 球根だから
ほんとは わたし忘れちゃいないんです。
こんな風に
時には 歯ぎしりしたくなる感じで
忘れてたこと思い出すんです
、